特許
J-GLOBAL ID:200903013833123866

ステアリングコラム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 正景 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-050410
公開番号(公開出願番号):特開2003-252210
出願日: 2002年02月26日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 衝突エネルギーを吸収するための構造とホィール位置調整とそのクランプをするための構造を分離し、エネルギー吸収のための摩擦抵抗が運転者の操作するクランプ力によって影響を受けない安定したエネルギー吸収性能を得ることを課題とする。【解決手段】 ステアリングコラム装置100は、第1コラム部材1、第2コラム部材2、第3コラム部材3を備えている。第2コラム部材2の内周と第3コラム部材3の外周との間に間隙を持ったクランプ領域22と、摺動抵抗を生じさせるための摩擦嵌合部21とが形成されている。クランプは摩擦嵌合部21から離れたクランプ領域22において行われるので、クランプ力が衝突エネルギー吸収用の摩擦抵抗に影響を及ぼさない。
請求項(抜粋):
筒状の第1コラム部材、上記第1コラム部材の内側に摺動自在に嵌合する筒状の第2コラム部材、上記第2コラム部材の内側に嵌合し、この第2コラム部材内を摺動することによって摩擦抵抗を発生させて衝突エネルギーを吸収する筒状の第3コラム部材、上記第3コラム部材の内部に回転可能に支持されたステアリングシャフト、上記第1コラム部材を一方の端部近傍において揺動可能に支持するためのヒンジ機構と他方の端部近傍において長孔を有するチルトブラケット、上記第2コラム部材の外周とほぼ一致する内周壁を持った一対のクランプジョー、及び、上記長孔に貫通しており、上記一対のクランプジョーを接近させることによって、上記第2コラム部材と上記チルトブラケットをクランプすることができるクランプ軸を備えたステアリングコラム装置であって、上記第2コラム部材の内周と上記第3コラム部材の外周との間には間隙を持ったクランプ領域と、両者間に摺動抵抗を生じさせるための摩擦嵌合部とが形成されており、上記クランプが上記摩擦嵌合部から離れたクランプ領域において行うことが可能であることを特徴とするステアリングコラム装置。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
FI (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
Fターム (3件):
3D030DD02 ,  3D030DD25 ,  3D030DE28

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