特許
J-GLOBAL ID:200903013851878653

差分符号シフトキーイングを利用するスペクトラム拡散通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 風早 信昭 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-566309
公開番号(公開出願番号):特表2003-532311
出願日: 2000年03月05日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】差分符号シフトキーイング(DCSK)と呼ばれる変調技術を利用するスペクトラム拡散データ通信システムは拡散波形として知られる長さTの連続循環回転波形間の時間シフ卜の形でデータを伝送する。複数のビットは各シンボル期間中に送信され、各シンボル期間は複数のシフトインデックスに分割され、各シフトインデックスは特定のビットパターンを表わす。拡散波形は送信されるデー夕に応じてある量だけ回転するか、あるいは2つの連続回転間の差分で搬送する。チャープ波形パターンのテンプレー卜を有する整合フィルタを使用する相関器(42)は各シンボルに対して受信した信号内のチャープの回転量を検出するために使用される。受信したデータはシフトレジスタ(38)に送られ、循環的に回転される。各回転シフ卜に対し整合フィルタは相関和を生成する。各シンボルに選択されたシフトインデックスは、最大相関和(44)を生じるシフトインデックスに対応する。差分シフトインデックスは、前回の受信シフトインデックスから現在の受信シフ卜インデックスを減算することによって生成される。次いで差分シフ卜インデックスが復号されて、原送信データが生成される。
請求項(抜粋):
両方とも通信チャネルに接続された送信機から受信機へ通信チャネルを通して通信する方法であって、 シンボルによって搬送されるデータに応じてある量だけ循環的にシフトされた拡散波形から各々構成された複数のシンボルを前記送信機で生成するステップと、 前記複数のシンボルに従って送信信号を生成するステップと、 前記送信シンボルを前記通信チャネルに送信するステップと、 前記受信機で前記通信チャネルから前記送信信号を受信して、そこから受信信号を生成するステップと、 前記受信信号を循環的にシフトすることによって前記受信機で前記受信信号を復号するステップであって、各循環シフトに対して、前記受信信号を前記拡散波形に対応するテンプレートと相関させ、そこから相関和を生成するようにした復号ステップと、 最大相関和に対応するシフトに従って受信データを決定するステップとを含む方法。
Fターム (3件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K022EE31
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第4707839号
審査官引用 (2件)
  • 特許第4707839号
  • 特許第4707839号
引用文献:
審査官引用 (2件)

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