特許
J-GLOBAL ID:200903013852103930

光ファイバ調芯用センサおよび光スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294461
公開番号(公開出願番号):特開平6-148466
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 高精度で、かつ、簡単な構成による光ファイバ用調芯センサを提供する。【構成】 n側光ファイバ5は、内側からコア51、クラッド52、金属外周部53により形成されている。n側光ファイバ5に対向する位置に、このクラッド半径の略1/2のクラッド半径を持つマスター側光ファイバ10がある。マスター側光ファイバ10を中心にして外周には、これと同一の半径を有する6本のセンシング用光ファイバ11〜16が、それぞれ接するように束ねられ、光ファイバ束1を構成している。この光ファイバ束1は駆動機構(図示せず)により、n側光ファイバ5のアレイを形成している平面に沿って平行移動する。また、6本のセンシング用光ファイバ11〜16の他端にはそれぞれ、光方向性結合器2を介してセンシング光源3と光検出器4とが光学的に接続されている。
請求項(抜粋):
結合端面におけるn側光ファイバのクラッド部分とさらにその外周部分との反射率の差異を利用して、少なくとも3点以上の異なる地点における反射光量の違いを検出する光ファイバ調芯用センサであって、前記結合端面で前記n側光ファイバと対向することにより光結合を行う光信号用のマスター側光ファイバと、前記マスター側光ファイバを中心として1つに束ねられ、前記結合端面で前記n側光ファイバの端面に対してセンシング光の照射とその反射光である光モニタの受光とを行う少なくとも3本以上のセンシング用光ファイバと、各々の前記センシング用光ファイバの他端に接続された光分岐路と、前記光分岐路の一方に接続され、前記センシング用光ファイバにセンシング光を入射するセンシング光源と、前記光分岐路の他方に接続され、前記センシング用光ファイバから前記n側光ファイバに照射された後に反射され、当該センシング用光ファイバを経由して戻ってくるモニタ光を検出するモニタ光検出手段とを備え、前記マスター側光ファイバは、前記n側光ファイバのクラッド半径より小さい半径を有し、かつ、当該マスター側光ファイバの光軸は当該n側光ファイバの光軸と略平行であり、前記センシング用光ファイバは、各々が等間隔に、かつ、前記マスター側光ファイバの光軸と略平行に配置され、前記マスター側光ファイバのコア中心と前記センシング用光ファイバのコア中心との距離は、前記n側光ファイバのクラッド半径と略同一であることを特徴とする光ファイバ調芯用センサ。
IPC (2件):
G02B 6/38 ,  G02B 6/24

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