特許
J-GLOBAL ID:200903013854952943

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-320635
公開番号(公開出願番号):特開平9-156349
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 車室内の絶対湿度を上昇させることなく、パージ風の熱を車室内暖房に有効利用する。【解決手段】 ファンケース2、第1通路19、ヒータケース4、および吹出ダクト5にて構成される主空気通路のうち、乾燥剤ユニット15の下流側でかつヒータコア9の上流側部位と、第2通路20および排出ダクト18にて構成される再生用空気通路のうち、乾燥剤ユニット15の下流側部位とを交差させ、この交差させた部分に、上記両空気通路中の空気を熱交換させる熱交換器17を設ける。これによって、上記再生用空気通路中を流れる高温のパージ風の熱が、熱交換器17を通じて、上記主空気通路中のヒータコア9よりも上流側の空気に与えられるので、ヒータコア9の暖房負荷が軽減し、暖房能力が向上する。
請求項(抜粋):
車室内に通ずる主空気通路(2、19、4、5)と、車室外に通ずる再生用空気通路(20、18)と、前記主空気通路(2、19、4、5)と前記再生用空気通路(20、18)とに空気流を発生する送風手段(7、8)と、前記主空気通路(2、19、4、5)と前記再生用空気通路(20、18)とに設けられ、空気中の水分を吸着する水分吸着手段(15)と、前記再生用空気通路(20、18)内のうち前記水分吸着手段(15)の上流側部位に設けられ、空気を加熱する加熱手段(16)と、前記主空気通路(2、19、4、5)内に設けられ、この主空気通路(2、19、4、5)内の空気を加熱する暖房用熱交換器(9)と、前記主空気通路(2、19、4、5)内に設けられた前記水分吸着手段(15)が前記再生用空気通路(20、18)内に設けられるように切り換え、かつ前記再生用空気通路(20、18)内に設けられた前記水分吸着手段(15)が前記主空気通路(2、19、4、5)内に設けられるように切り換える切換手段(22)と、前記主空気通路(2、19、4、5)内のうち前記水分吸着手段(15)の下流側でかつ前記暖房用熱交換器(9)の上流側における空気と、前記再生用空気通路(20、18)内のうち前記水分吸着手段(15)の下流側における空気とを熱交換する熱交換手段(17)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。

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