特許
J-GLOBAL ID:200903013866448213

薬液圧送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086287
公開番号(公開出願番号):特開平5-253461
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 メンテナンスフリーで長期の使用に耐え、液の漏れ出しを皆無とする薬液の圧送装置を提供する。【構成】 密閉筒Tに、薬液の吸入口1、吐出口2、送気口3を設け、吸入口1に逆止弁4を設ける。送気口3を、吸気管6により、開閉弁V1を介して負圧発生器Gに接続すると共に、送気管7により、開閉弁V2を介して送気源Bに接続する。筒Tには、薬液の上限または下限を検知するための上限センサSh及び下限センサSlを付設する。吸入口1には、薬液吸入管8を接続し、吐出口2には、逆止弁10を介して薬液吐出管9を接続する。筒T、吸入管8、吐出管9を、テフロンにて、溶着して一体に構成する。弁V1,V2は、コントローラにより制御し、弁V1(開)、弁V2(閉)として薬液吸入行程を行ない、薬液上限センサShからの信号を受けて、弁V1(閉)、弁V2(開)として薬液吐出行程に進行し、薬液下限センサSlからの信号を受けて再び薬液吸入行程に戻る。
請求項(抜粋):
薬液の吸入口、吐出口及び薬液を吸入、吐出させるための空気を導く送気口を有すると共に、吸入口に第1の逆止弁を備えた密閉筒と、第1の開閉弁を介して前記筒の送気口と負圧発生器とを接続する吸気管と、第2の開閉弁を介して前記筒の送気口と送気源とを接続する送気管と、前記筒内に吸入された薬液の上限を検知するために、筒に付設された上限センサと、前記筒から吐出される薬液の下限を検知するために、筒に付設された下限センサと、一端側が薬液の移送元に接続され、他端側が前記筒の吸入口に接続された薬液吸入管と、一端側が前記筒の吐出口に接続され、他端側は、第2の逆止弁を介して所要の移送先設備に接続される薬液吐出管と、前記第1の開閉弁(開)、第2の開閉弁(閉)で筒内への薬液吸入行程を行ない、筒内の薬液が上限に達したときに前記上限センサから送出される信号を受けて、第1の開閉弁(閉)、第2の開閉弁(開)として筒内の薬液吐出行程を行ない、筒内の薬液が下限に達したときに前記下限センサから送出される信号を受けて再び前記薬液吸入行程に戻って吐出行程、吸入行程を繰り返すように第1及び第2の開閉弁を制御するコントローラとを具備し、前記筒、吸入管及び吐出管が、耐薬液性の素材にて一体に構成されていることを特徴とする薬液圧送装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-180291
  • 特開平4-180291

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