特許
J-GLOBAL ID:200903013872492771
エレベータの乗りかご廻り機器の異常検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217381
公開番号(公開出願番号):特開平10-059650
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、エレベータ走行異常発生時、ガイドシュー或いはガイドレールの判定、発生原因及び位置の特定を自動的に行えるエレベータの乗りかご廻り機器の異常検出装置を提供することにある。【解決手段】 ガイドシュー付近に設置した振動センサ3と、乗りかごの上又は下の振動センサ3側に設置した音センサ4と、各正常値及び各異常特定のための各異常特徴値を記憶する記憶手段18とを有し、振動センサ3からの振動信号と音センサ4からの音信号とに同時に持たれる同一周波数成分が存在するかの相互相関処理及びその変化の判定と、暗騒音からの大きい影響を除く処理とにより、ガイドシューとガイドレールとの部分に異常有無の判定を行い、各異常周波数帯で振動波形の連続性の判定及び各異常振動特徴周波数による特定によってガイドシュー異常かガイドレール異常かの判定、何の原因及び異常位置の特定を行う異常判定手段とを備えた。
請求項(抜粋):
ガイドレールにガイドシューを介して案内され昇降路内を昇降する乗りかごと、前記乗りかご及び乗りかごと釣り合うカウンターウェイトを昇降させるための巻上機と、前記乗りかごの運転を制御する運転制御盤とを有するエレベータにおいて、前記乗りかごのガイドシュー付近に取り付けた振動センサと、前記乗りかごの上又は下に取り付けた音センサと、前記各センサからの信号と、前記運転制御盤からの信号と、前記各センサから信号が異常であるかどうかを判定するための各正常値と、各異常特定のための各異常特徴値とが記憶されている記憶手段とを有し、前記振動センサからの振動信号と前記音センサからの音信号とに、同一時刻において同一周波数成分が存在するのかを処理する相互相関処理と、各異常周波数帯での振動波形の連続性判定処理と、前記運転制御盤からの乗りかご走行位置信号と、前記各走行正常値及び各異常特徴値との比較状況に基づいて、前記乗りかごガイドシューとガイドレールである廻り機器の異常の有無と、その異常が発生した機器との少なくともいずれかを判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とするエレベータの乗りかご廻り機器の異常検出装置。
IPC (4件):
B66B 7/02
, B66B 3/00
, B66B 5/02
, B66B 7/12
FI (4件):
B66B 7/02 K
, B66B 3/00 R
, B66B 5/02 A
, B66B 7/12 A
前のページに戻る