特許
J-GLOBAL ID:200903013874442224
色変換システム及び色変換方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-158508
公開番号(公開出願番号):特開平7-074933
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 グラデーションと高品質を維持する色変換システム及び方法。【構成】 ターゲットとする変換元色及び変換先色を選択(入力)する。選択した変換元色の実際の彩度値及び明度値を、変換先色の彩度値及び明度値(ポイントC)に直接写像する。純グレーを表すポイントとポイントCとを結ぶラインa即ち第1関数と、ポイントCと純色相を表すポイントとを結ぶラインb即ち第2関数と、を用いて、残りの彩度値、つまり選択した変換元色の彩度値及び選択した変換先色の彩度値以外の彩度値を写像する。言い換えれば、選択した変換元色の彩度値(ポイントC)より小さい彩度値を第1の関数を用いて写像し、ポイントCより大きい彩度値を第2の関数を用いて写像する。この写像関数は、明度値の写像にも適用できる。これによって、最終的に生成された変換先色において望ましいグラデーションと高品質が達成される。
請求項(抜粋):
変換元色に対応する色を変換先色に変換するシステムであって、ターゲットの変換元色及び変換先色を選択するための第1の入力手段と、入力されたターゲット変換元色を、変換元色色相値、変換元色彩度基準値、及び変換元色明度基準値に変換すると共に、入力された変換先色を、変換先色色相値、変換先色彩度基準値、及び変換先色明度基準値に変換するための第1の変換手段と、変換元色彩度基準値から最小変換元色彩度値までの範囲の変換元色値に対する変換元色彩度/変換先色彩度の関係を表す第1セットの変換元色彩度値/変換先色彩度値を、第1の関数を用いて生成するための第1のテーブル手段と、変換元色彩度基準値から最大変換元色彩度値までの範囲の変換元色値に対する変換元色彩度/変換先色彩度の関係を表す第2セットの変換元色彩度値/変換先色彩度値を、第2の関数を用いて生成するための第2のテーブル手段と、前記第1及び第2セットの値を記憶するための彩度メモリ手段と、色データを受け取ると共に、その色データを色の色相値、色の彩度値、及び色の明度値に変換するための第2の入力手段と、その色の色相値が変換元色色相値に対応するかどうかを決定するための比較手段と、前記比較手段が、その色の色相値が変換元色色相値に対応することを決定した場合に、前記彩度メモリ手段に記憶された変換元色彩度/変換先色彩度関係に基づいて、その色の彩度値に対応する変換元色彩度値に関連した変換先色彩度値を選択するための彩度データ生成手段と、変換元色明度基準値から最小変換元色明度値までの範囲の値に対する変換元色明度/変換先色明度の関係を表す第3セットの値を、第3の関数を用いて生成するための第3のテーブル手段と、変換元色明度基準値から最大変換元色明度値までの範囲の値に対する変換元色明度/変換先色明度の関係を表す第4セットの値を、第4の関数を用いて生成するための第4のテーブル手段と、第3及び第4セットの値を記憶するための明度メモリ手段と、前記比較手段が、その色の色相値が変換元色色相値に対応することを決定した場合に、前記明度メモリ手段に記憶された変換元色明度/変換先色明度関係に基づいて、その色の明度値に対応する変換元色明度値に関連する変換先色明度値を選択するための明度データ生成手段と、変換先色の色相値と選択された変換先色の彩度値及び明度値とを、変換先色を表す出力色データに変換するための第2の変換手段と、を含む色変換システム。
IPC (5件):
H04N 1/387
, G06T 1/00
, G06T 5/00
, H04N 1/60
, H04N 1/46
FI (5件):
G06F 15/62 310 A
, G06F 15/66 310
, G06F 15/68 310 A
, H04N 1/40 D
, H04N 1/46 Z
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