特許
J-GLOBAL ID:200903013884480159

車両用乗員保護システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-142273
公開番号(公開出願番号):特開2000-326822
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 車両の前部及び車体の中央部に設けた両加速度センサの検出出力の組み合わせでもって、車両の前部に軽微な衝撃が加わっても、車両の前部に設けた加速度センサの検出出力に基づく乗員保護装置の誤起動を確実に防止するようにした車両用乗員保護システムを提供する。【解決手段】 自動車の前部への局所的に軽微な衝撃によって、前側加速度センサ31が加速度検出信号を発生しても、中央側加速度センサ32の加速度検出信号のレベルは非常に低い。このため、LPF33が発生するフィルタ信号のレベルも非常に低く基準レベル設定回路35の設定基準レベルには達しない。従って、比較回路36の比較信号のレベルはローレベルとなる。その結果、ANDゲート37は前側加速度センサ31の加速度検出信号を判定出力信号として出力しない。
請求項(抜粋):
車両の前部に設けられて当該車両の衝突に基づき作動して加速度を検出する機械式加速度検出スイッチ(31)と、車両の車体の中央部に設けられて当該車両の加速度を検出し加速度検出信号を発生する加速度センサ(32)と、前記加速度センサからの加速度検出信号に基づき車両の衝突の有無を判定する衝突判定手段(34、43)と、前記機械式加速度検出スイッチによる加速度の検出及び前記衝突判定手段による衝突との判定の少なくとも一方に基づき起動して乗員を保護する乗員保護装置(20、10)とを備える車両用乗員保護システムにおいて、前記加速度センサからの加速度検出信号が車両の前部への局所的で軽微な衝撃によるものであるとき前記機械式加速度検出スイッチの加速度の検出に基づく前記乗員保護装置の起動を禁止する起動禁止手段(35、36、37、38、41、42)を備えることを特徴とする車両用乗員保護システム。
IPC (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 22/46
FI (2件):
B60R 21/32 ,  B60R 22/46
Fターム (5件):
3D018MA00 ,  3D054EE06 ,  3D054EE14 ,  3D054EE25 ,  3D054EE41

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