特許
J-GLOBAL ID:200903013886356021
両軸受型リール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-046407
公開番号(公開出願番号):特開平8-214738
出願日: 1995年02月11日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 簡単にスプールを交換する。分解したときに、ドラッグ機構に砂等の異物が侵入しない構造とする。【構成】 両軸受型リールは、るサイドカバー17と、スプール1の駆動手段と、ドラッグ機構5とを備える。一方のサイドカバー17に駆動手段を、他方のサイドカバー17にドラッグ機構5を内蔵する。何れかのサイドカバー17は、本体枠14に脱着自在に装着されている。ドラッグ機構5は、駆動手段に連結される内軸6と、スプール1と一緒に回転される外輪7と、内軸6と外輪7の間の転動面10に配設された抵抗ローラー8と、内軸6と外輪7とを軸方向に押圧するトルク調整部材9とを備えている。ドラッグ機構5を内蔵するサイドカバー17を本体枠14に脱着し、あるいは、駆動手段を内蔵するサイドカバー17を本体枠14に脱着してスプール1を交換する。
請求項(抜粋):
釣り竿に装着される筒状の本体枠(14)と、この本体枠(14)の内側に回転自在に装着されておって釣糸を巻き取るスプール(1)と、本体枠(14)の両側に装着されてているサイドカバー(17)と、スプール(1)を回転させる駆動手段と、スプール(1)に巻かれた釣糸に所定のテンションが作用するとスプール(1)を逆転させるドラッグ機構(5)とを備える両軸受型リールにおいて、下記の全ての構成を有することを特徴とする両軸受型リール。(a) 一方のサイドカバー(17)に駆動手段を内蔵し、他方のサイドカバー(17)にドラッグ機構(5)を装着している。(b) 少なくとも何れかのサイドカバー(17)は、本体枠(14)に脱着自在に装着されている。(c) サイドカバー(17)に装着されるドラッグ機構(5)は、スプール(1)の端部に非回転状態に連結される連結リング(19)と、この連結リング(19)の内側に位置して、連結リング(19)に対して回転できるように配設されているスプール駆動部材(12)を有する。(d) 連結リング(19)は、スプール(1)に脱着自在に連結され、スプール駆動部材(12)はサイドカバー(17)に内蔵された駆動手段に脱着自在に連結されている。(e) スプール(1)は、本体枠(14)の両側に装着されるサイドカバー(17)に脱着自在に装着されている。(f) ドラッグ機構(5)は、スプール駆動部材(12)に連結されてスプール駆動部材(12)と一緒に回転される内軸(6)と、連結リング(19)に連結されてスプール(1)と一緒に回転される外輪(7)と、内軸(6)と外輪(7)の間の転動面に配設された抵抗ローラー(8)と、内軸(6)と外輪(7)とを軸方向に押圧するトルク調整部材(9)とを備えている。(g) 外輪(7)と内軸(6)は、抵抗ローラー(8)の転動面(10)をテーパー面としており、テーパー状の転動面(10)の間に抵抗ローラー(8)を転動自在に配設している。(h) 抵抗ローラー(8)は、中心軸を、外輪(7)と内軸(6)の中心軸に対して傾斜させる姿勢で転動面(10)に配設されている。(i) トルク調整部材(9)は、外輪(7)と内軸(6)を相対的に軸方向に押圧する押圧部を有し、トルク調整部材(9)が外輪(7)と内軸(6)を相対的に軸方向に押圧することにより、外輪(7)と内軸(6)のスリップトルクが調整されるように構成されている。(j) ドラッグ機構(5)を内蔵するサイドカバー(17)を本体枠(14)に脱着してスプール(1)を交換できるように構成されている。
IPC (2件):
A01K 89/015
, A01K 89/033 501
FI (2件):
A01K 89/015 B
, A01K 89/033 501
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