特許
J-GLOBAL ID:200903013887835616

低鉄損方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003025
公開番号(公開出願番号):特開平5-186828
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】鉄損が極めて低く、鉄心材料として好適な方向性電磁鋼板を、冷間加工時に破断等のトラブルを生じることなく製造することができる方法を提供する。【構成】重量%で、C:0.01%以下、Si: 3.0%を超えて 6.0%以下、Mn:2.0%を超えて 8.0%以下、S:0.01%以下、酸可溶性Al: 0.003〜0.015 %、N: 0.001〜0.010 %で、かつSi(%)- 0.5×Mn(%)≦ 2.0で、残部はFeおよび不純物からなる鋼スラブを熱間圧延し、得られた鋼板を熱間圧延のままあるいは熱間圧延後に焼鈍した後、1回または中間焼鈍を挟んだ2回以上の冷間圧延を70〜300 °Cの鋼板温度で行い、次いで連続焼鈍により一次再結晶させた後、仕上げ焼鈍を行う。仕上げ焼鈍を、N2を含む雰囲気中で 825〜925 °Cの温度域で行い、次いでH2雰囲気中で 925°Cを超え、1050°Cまでの温度域で行えば、鉄損の更に低い方向性電磁鋼板を製造することができる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01%以下、Si: 3.0%を超えて 6.0%以下、Mn: 2.0%を超えて 8.0%以下、S:0.01%以下、酸可溶性Al: 0.003〜0.015 %、N: 0.001〜0.010 %で、かつSi(%)- 0.5×Mn(%)≦ 2.0で、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを熱間圧延し、得られた鋼板を熱間圧延のままあるいは熱間圧延後に焼鈍した後、1回または中間焼鈍を挟んだ2回以上の冷間圧延を70〜300 °Cの鋼板温度で行い、次いで連続焼鈍により一次再結晶させた後、焼鈍分離剤を塗布して仕上げ焼鈍を行うことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/06

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