特許

J-GLOBAL ID：200903013897289563

非還元性糖質からトレハロースを遊離する組換え型耐熱性酵素

発明者： 三▲つづみ▼ 仁志 ,  久保田 倫夫 ,  杉本 利行
出願人/特許権者： 株式会社林原生物化学研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-189760
公開番号（公開出願番号）：特開平8-336388
出願日： 1995年07月04日
公開日（公表日）： 1996年12月24日
要約：

【要約】【目的】 末端にトレハロース構造を有する非還元性糖質からトレハロースを遊離する組換え型耐熱性酵素、その組換え型耐熱性酵素をコードするDNAとそのDNAを含む組換えDNAと形質転換体、その形質転換体を利用する組換え型耐熱性酵素の製造方法、さらには、組換え型耐熱性酵素による非還元性糖質の酵素的変換方法を提供する。【構成】 特定の理化学的性質を有する組換え型耐熱性酵素と、その組換え型耐熱性酵素をコードするDNAと、そのDNAと自律複製可能なベクターを含んでなる複製可能な組換えDNAと、その組換えDNAを適宜宿主に導入してなる形質転換体と、その形質転換体を培養し、培養物から組換え型耐熱性酵素を採取してなる組換え型耐熱性酵素の製造方法と、末端にトレハロース構造を有する特定の非還元性糖質に組換え型耐熱性酵素を作用させてトレハロースを遊離させる工程を含んでなる非還元性糖質の酵素的変換方法を要旨とする。

請求項（抜粋）：

下記の理化学的性質を有する組換え型耐熱性酵素。(1) 作用末端にトレハロース構造を有するグルコース重合度3以上の非還元性糖質からトレハロースを遊離する。(2) 分子量SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により測定すると、分子量約54,000乃至64,000ダルトンを示す。(3) 等電点等電点電気泳動法により測定すると、約5.6乃至6.6に等電点を示す。(4) 熱安定性水溶液(pH7.0)中、85°Cで60分間インキュベートしても実質的に失活しない。

IPC (7件)：

C12N 9/24 ,  C07H 21/04 ,  C12N 1/21 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12P 19/14 ,  C12R 1:19 ,  C12R 1:01

FI (5件)：

C12N 9/24 ,  C07H 21/04 B ,  C12N 1/21 ,  C12P 19/14 Z ,  C12N 15/00 ZNA A