特許
J-GLOBAL ID:200903013897661357

改良されたポリマー分散液晶フィルムのための共重合可能な開始剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140758
公開番号(公開出願番号):特開平5-230122
出願日: 1992年06月01日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 光開始剤が分離された液晶相に実質的に混入されること、および、光開始剤がフィルムの光不安定性さに寄与することを防いだ、ポリマー分散液晶フィルムを形成すること。【構成】 ポリマー分散液晶(PDLC)フィルムは、従来の光開始剤の代わりに共重合可能な光開始剤を用いて、モノマー/液晶溶液を紫外線で硬化することによって製造される。この製造法の結果として、共重合可能光開始剤は、LCが小滴構造として存在しても、またネットワークあるいはゲル構造の一部として存在しても、LC中よりも高分子マトリクッス中にトラップされるので、PDLCフィルム中の分離した液晶相への開始剤の混入が少なくなる。本発明は小滴構造またはネットワークゲル構造を含んだ、ネットワーク構造の両方のPDLCフィルムを達成するために適用される。
請求項(抜粋):
ポリマー分散液晶物質の光安定性および固有抵抗を増加し、該ポリマー中に分離した液晶相の純粋なバルク液晶のそれに近いネマチック相温度範囲を与えるための方法であって、共重合可能な光開始剤と共にモノマー/液晶系を製造すること、および、紫外光の存在でこれを反応させることを具備した方法。
IPC (5件):
C08F 2/50 MDN ,  C08F220/18 MLY ,  C08F220/28 MMV ,  C08G 18/67 NFA ,  C09K 19/38

前のページに戻る