特許
J-GLOBAL ID:200903013900796889
歯科用研磨・補修剤及び歯磨剤
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352735
公開番号(公開出願番号):特開平10-175833
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 歯を傷つけることなく歯垢を除去し、また研磨により破壊された粒子は歯表面の脱灰創に結合され、唾液で再石灰化し、歯表面の強化、保護及び虫歯の初期状況である脱灰創を修復することができる歯科用研磨・補修剤及び歯磨剤を提供する。【解決手段】 炭酸カルシウムを核材とする花弁状多孔質構造を有するリン酸カルシウム系化合物からなり、Ca/Pの原子比が16.7以下であり、且つ特定の粒度分布、空隙率、比表面積を有する歯科用研磨・補修剤及びこれを含有してなる歯磨剤。
請求項(抜粋):
炭酸カルシウムを核材とする花弁状多孔質構造を有するリン酸カルシウム系化合物からなり、Ca/Pの原子比が16.7以下であり、且つ下記の式(a)〜(g)を満足することを特徴とする歯科用研磨・補修剤。(a)0.01≦dx1≦1(μm)(b)95≦ω1≦99(%)(c)70≦ω2≦95(%)(d)50≦Sw1≦500(m2/g)(e)0.1≦dx2≦20(μm)(f)1≦α≦5 但し α=d50/dx2(g)0≦β≦8 但し β=(d90-d10)/d50但し、dx1:水銀圧入法により測定した細孔分布により求めた粒子の平均細孔径(μm)ω1 :JISK5101-91 20.1 顔料試験方法の静置法による見掛け比容(ml/g)を測定し、下記の式(h)により計算した静置空隙率(%)ω2:試料0.5gを断面積2cm2 の円筒に充填、30kg/cm2 の圧力で30秒間加圧、その厚みをノギスで測定し、下記の式(i)より計算した30kg/cm2 の加圧空隙率(%)Sw1:窒素吸着法によるBET比表面積(m2/g)dx2:電子顕微鏡写真により測定した粒子の平均粒子径(μm)α :分散係数d50:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子の50%平均粒子径(μm)β :シャープネスd90:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計90%粒子径(μm)d10:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計10%粒子径(μm)
引用特許:
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