特許
J-GLOBAL ID:200903013902979018

車両用のエンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-048747
公開番号(公開出願番号):特開2002-257016
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 クランクシャフトを支持する軸受の寿命を延ばすことができるとともに、エンジンの始動性を向上させることができる車両用のエンジン始動装置を提供する。【解決手段】 クランクシャフト12がスラスト軸受11bにより支持され、クラッチ20の遮断により前向きのスラスト力F0がクランクシャフト12に作用する車両用のエンジン始動装置1は、ヘリカルギヤで構成されたピニオンギヤ5を、リングギヤ7に噛み合わせることにより、エンジン10を始動する。2つのギヤの歯5a,7aのねじれの方向は、エンジン10の始動時にピニオンギヤ5がリングギヤ7に噛み合った状態でこれを回転駆動しているときに、後ろ向きのスラスト力F41がリングギヤ7に作用するように設定されている。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトが軸受によりスラスト方向に支持され、当該クランクシャフトと有段の変速機の間がクラッチにより接続・遮断されるとともに、当該クラッチにより所定の向きのスラスト力が前記クランクシャフトに作用した状態で前記クラッチが遮断される車両において、前記エンジンを始動する車両用のエンジン始動装置であって、ヘリカルギヤで構成され、前記クランクシャフトと連動して回転し且つ互いに同じ向きのスラスト力が作用するように前記クランクシャフトに接続された被駆動ギヤと、ヘリカルギヤで構成され、前記エンジンの始動時に前記被駆動ギヤに噛み合う駆動ギヤと、当該駆動ギヤに接続され、前記エンジンの始動時に前記駆動ギヤを介して前記被駆動ギヤを回転駆動する始動モータと、を備え、前記エンジンの始動時に前記始動モータにより前記被駆動ギヤが回転駆動されているときに前記所定の向きと逆向きのスラスト力が前記被駆動ギヤに作用するように、前記駆動ギヤおよび前記被駆動ギヤの歯のねじれの方向が設定されていることを特徴とする車両用のエンジン始動装置。
FI (2件):
F02N 15/02 B ,  F02N 15/02 A

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