特許
J-GLOBAL ID:200903013905884042

スライド式ドアロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三村 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-358698
公開番号(公開出願番号):特開2005-120767
出願日: 2003年10月20日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 スライド式ドアロック装置において、減速機構等を付設して構造の複雑化を招かずに、表示板によるドア施解錠状態の切換表示をズレなく常に正確に行う。【解決手段】 ロックバー10には、溝部底面15にラック20と平行に回転規制溝21を設け、回転規制溝を、溝幅が深さ方向に漸次狭まる向きに溝面を設けたテーパ溝により形成する。回転軸30は、軸基端にピニオンギヤ30bを設け、基端面に角穴33を穿設し、その角穴33に圧縮コイルばね34を巻装したガイドピース35を出没自在に挿設する。ガイドピースには、先端側に回転規制溝21のテーパ溝形状と対応するテーパ面を付けて漸次先細に成形した先端係合部36bを設ける。取付ブロック11は、回転軸を、付勢ばね31でロックバーの溝部底面に向け常時付勢してピニオンギヤがラックの表示切換用ギヤ部20aと噛み合うと共に、ガイドピースの先端係合部が回転規制溝に係合する位置で保持する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ドアを施解錠する内側のロック手段と、外側の取手とをドアを挟んで締着し、前記ロック手段に備える取付ブロックに対し略みぞ形のロックバーを摺動自在に係合し、該ロックバーを摺動させてドアを内側から施解錠すると同時に、前記ロックバーの摺動を、ラックピニオン機構により回転運動に変換し、その回転を回転軸の軸先端に取り付ける表示板に伝達し、該表示板上の異なる区分表示面を切り換えて前記取手に有する表示窓からドアの施解錠状態を表示するスライド式ドアロック装置において、 下記(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F)の構成要件を備えてなることを特徴とするスライド式ドアロック装置。 (A)前記ロック手段のロックバーは、その長手方向に沿って内向きにラックを設け、該ラックを、長さ方向中間部の表示切換用ギヤ部と、該ギヤ部の両側にあってそれより溝部底面寄りの高さ位置に設ける非常時解錠用ギヤ部とで構成すること。 (B)前記ロックバーは、その溝部底面に前記ラックと平行な回転規制溝を設け、その回転規制溝を、溝幅が深さ方向に漸次狭まる向きに溝面を設けたテーパ溝により形成すること。 (C)前記回転軸の基端に前記ラックと噛み合うピニオンギヤを設け、そのピニオンギヤを前記取付ブロックで回転可能に且つ軸方向に移動自在に支持すること。 (D)前記回転軸には、その基端面に角穴を穿設し、その角穴に圧縮コイルばねを巻装したガイドピースを出没自在に挿設すること。 (E)該ガイドピースには、その先端側に前記回転規制溝のテーパ溝形状と対応するテーパ面を付けて漸次先細に成形した先端係合部を設けること。 (F)前記取付ブロックは、前記回転軸を、付勢手段で前記ロックバーの溝部底面に向け常時付勢して前記ピニオンギヤが前記ラックの表示切換用ギヤ部と噛み合うと共に、前記ガイドピースの先端係合部が前記回転規制溝に係合する位置に位置決め保持すること。
IPC (4件):
E05C1/04 ,  E05B41/00 ,  E05B65/10 ,  E05F7/00
FI (4件):
E05C1/04 A ,  E05B41/00 D ,  E05B65/10 L ,  E05F7/00 F
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平7-14042号公報

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