特許
J-GLOBAL ID:200903013908703570

トラクタの二本の下側ステアリングア-ムを安定させる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-283099
公開番号(公開出願番号):特開2000-108959
出願日: 1999年10月04日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 油圧式パワーレバーを上昇のために作動させるとき、トラクタの長手方向軸線に対する器具が受容されていない下側ステアリングアームの調節及び中心決めが行われるようにすること。【解決手段】 本発明は、トラクタの二本の下側ステアリングアーム1を安定させるための装置に関する。前記アーム1は、油圧作動式パワーレバー9により作動させることができ、安定化及び固定目的で第一の単動油圧シリンダ7を有する側部ストラット6と関係している。前記油圧シリンダ7と前記レバー9との間の管路接続は、制御弁13を介して行う。器具を取り付けていない場合でも前記アーム1を中心決めして所定の展開位置に設定するために、前記レバー9用の第二の単動油圧シリンダ10に連通する管路14は、圧力制御式の第一の戻り弁を含み、該第一の戻り弁に対しては、第一の戻り弁の方向と反対の方向に閉鎖する第二の戻り弁22を有するバイパス管路21が設けられる。
請求項(抜粋):
油圧作動式パワーレバー(9)により作動可能なトラクタの二本の下側ステアリングアーム(1)を安定させる装置であって、前記下側ステアリングアーム(1)のそれぞれに設けられ第一の単動油圧シリンダ(7)をそれぞれ有する側部ストラット(6)と、二つの前記側部ストラット(6)の第一の単動油圧シリンダ(7)を前記パワーレバー(9)に管路を介して接続させ得る切換え組立体と、を備え、前記二つの第一の単動油圧シリンダ(7)を前記パワーレバー(9)から油圧的に一緒に分離するための手段を接続部に含む、装置において、前記二つの第一の単動油圧シリンダ(7)に共通な接続管路(8)を、前記パワーレバー(9)に関係した第二の単動油圧シリンダ(10)に連通する管路(14)に管路接続するために、三つのポート(24,25,27)を有する制御弁(23)が設けられ、そのうち第一のポート(24)が前記第二の単動油圧シリンダ(10)に連通する管路(14)との管路接続を確立すべく機能し、第二のポート(25)がタンク(19)に連通する復帰管路(17)との接続を提供し、第三のポート(27)が接続管路(8)との接続を確立し、切換え弁(13)との管路接続部の後方で、前記第二の単動油圧シリンダ(10)に連通する管路(14)内に、所定の圧力値を超えたときは前記第二の単動油圧シリンダ(10)の方向に開いて反対方向には閉じる第一の圧力制御式戻り弁(20)が含まれ、前記第一の戻り弁(20)に連通するバイパス管路(21)内には、前記第二の単動油圧シリンダ(10)の方向には閉じて反対方向には開く第二の戻り弁(22)が設けられ、前記制御弁(23)が三つの切換え位置を採るように構成され、第一の位置では全ポート(24,25,27)が互いに遮断され、第二の位置では第一のポート(24)が第三のポート(27)に接続され、第三の位置では第三のポート(27)が第二のポート(25)に接続される、ことを特徴とする装置。
IPC (3件):
B62D 49/00 ,  A01B 59/041 ,  A01B 63/10
FI (3件):
B62D 49/00 J ,  A01B 59/041 ,  A01B 63/10 F

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