特許
J-GLOBAL ID:200903013914184509
ストレプトアビジンとビオチンを基材とする光学的固相バイオセンサー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229454
公開番号(公開出願番号):特開平9-054094
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 生物分子(受容体)によって溶解された分子(被検体)を特異的に認識し検出するための光学的バイオセンサーの提供。【解決手段】 a)透明支持体、b)最上層としてビオチン化ポリリジン臭化水素を含有する、ポリアニオンとポリカチオンの隣接した多重層、c)イオン性の最上層の、ビオチン化層に結合しているストレプトアビジンによるカバー、d)受容体としてのさらなるビオチン化生物分子、を含んでなり、蛍光染料F1がストレプトアビジンに結合するか、または他の生物分子に結合することが可能である、蛍光染料F1とF2の間のフェルスター・エネルギー移動に基づく、例えば試験ストリップの形態の新規な光学的固相バイオセンサーが提供される。被検体は染料F2が取り付けられるか、またはF2を取り付けられた被検体と競合してバイオセンサーに結合する。
請求項(抜粋):
a)透明支持体、b)交互にポリアニオンとポリカチオンからなり、そして最上層としてビオチン化ポリカチオンを含有し、ビオチン化度がカチオン性基の等価数に基づいて20〜80モル%、好適には30〜70モル%、特に好適には40〜60モル%である隣接した多重層、c)ビオチン化されたカチオン性の最上層の、このビオチン化層に結合するストレプトアビジンによるカバー、d)蛍光染料F2で標識された被検体に結合することができ、蛍光染料F1をポリイオン性基材層に、ストレプトアビジンに、またはさらなる抗体を結合している生物分子もしくはそれらの抗体に結合されることが可能である、受容体としてのさらなるビオチン化生物分子、好適には抗体を含んでなる、2種の蛍光染料F1とF2との間のフェルスター・エネルギー移動を使用して被検体を特異的に認識するための、受容体として生物分子を持つ光学的固相バイオセンサー。
IPC (3件):
G01N 33/543 595
, G01N 33/543 575
, G01N 33/53
FI (3件):
G01N 33/543 595
, G01N 33/543 575
, G01N 33/53 U
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