特許

J-GLOBAL ID：200903013917227608

電子写真感光体

発明者： 平岡 敬子 ,  佐藤 祐弘 ,  川原 正隆 ,  西田 俊一郎 ,  ▲吉▼永 和夫
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 山下 穣平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-005448
公開番号（公開出願番号）：特開平11-202517
出願日： 1998年01月14日
公開日（公表日）： 1999年07月30日
要約：

【要約】【課題】 機能分離型感光体を用いても、使用環境によって感光体の特性が変化し、黒ポチ、かぶりなどと呼ばれる画像欠陥を生じることが知られている。たとえば、低湿下で用いると、下引き層内に電荷が蓄積し、高温高湿下で用いると、帯電を行っても感光体上に電荷が乗らない部分ができ画像欠陥を生じるため、環境安定性の向上と画像欠陥等の低減された高画質化の両立が困難であった。【解決手段】 導電性支持体の上に少なくとも下引き層、電荷発生層および電荷輸送層を有する機能分離型電子写真感光体において、下引き層が金属酸化物を含有するとともに、その表面粗さがRz値で0.05μm以上2.0μm以下である。

請求項（抜粋）：

導電性支持体の上に少なくとも下引き層、電荷発生層および電荷輸送層を有する機能分離型電子写真感光体において、前記下引き層が金属酸化物を含有し、かつ前記下引き層の表面粗さがRz値で0.05μm以上2.0μm以下であることを特徴とする電子写真感光体。