特許
J-GLOBAL ID:200903013923287906

内燃機関の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265081
公開番号(公開出願番号):特開平5-106505
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】吸入空気量の制御により機関の出力制御を行い、要求トルクの小さいときにも充分な吸入空気量を得て燃焼を改善し、充分な出力トルクを確保する。【構成】可変バルブタイミング機構電子制御装置(VVTECU)41は、エンジン電子制御装置(ECU)40にてペダル開度と回転数から算出された要求トルク等に基づき可変バルブタイミング機構(VVT)23によりバルブタイミング制御を実行し、燃焼室6への吸入空気量を制御する。スロットルECU42は、同じく算出された要求トルク等に基づきモータ13によりスロットルバルブ12を開閉制御し、燃焼室への吸入空気量を制御する。又、スロットルECUは要求トルクの小さいときにモータの制御割合を相対的に大きくし、VVTECUは要求トルクの大きいときにVVTの制御割合を相対的に大きくする。従って、要求トルクの小さいときには、VVTに代わって主としてスロットルバルブが開閉制御され、燃焼室で必要な吸入空気量が調整される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを可変にするために駆動される可変バルブタイミング機構と、前記吸気通路の途中に設けられたスロットルバルブを開閉駆動させるバルブ駆動手段と、前記内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段と、運転者に操作されるアクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量検出手段と、前記回転数検出手段及び前記アクセル操作量検出手段の検出結果から前記内燃機関の出力に要求される要求トルクを演算する要求トルク演算手段と、前記要求トルク演算手段により演算される要求トルクを得るべく、前記可変バルブタイミング機構及び前記バルブ駆動手段の双方を駆動制御する駆動制御手段とを備えた内燃機関の出力制御装置において、前記要求トルク演算手段により演算される要求トルクの小さいときには前記バルブ駆動手段の制御割合を相対的に大きくし、その要求トルクの大きいときには前記可変バルブタイミング機構の制御割合を相対的に大きくする制御割合決定手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の出力制御装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 374 ,  F02D 11/10 ,  F02D 13/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00

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