特許
J-GLOBAL ID:200903013948658291

艶消し塗被紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 箕浦 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253725
公開番号(公開出願番号):特開平7-119086
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、平均粒子径が 0.5〜1.0 μmの重質炭酸カルシウムを10〜90重量部及びカオリンを90〜10重量部含有する下塗り塗被液を原紙に塗被し、且つ粒子径 0.5〜1.5 μmの重質炭酸カルシウムを55〜95重量部、カオリンを5〜45重量部含有する上塗り塗被液を塗被、乾燥した後、ロールの表面粗さ(Rz:十点平均粗さ JIS B0601)が8〜14μmと3〜7μmの金属ロールを2本組み込んだ6段以上のスーパーカレンダーで、塗被紙の片面が先に8〜14μmの金属ロールに当たり、反対面が後に3〜7μmの金属ロールに当たるように仕上げることにより、高品質の艶消し塗被紙を得るものである。【効果】 白紙光沢度が低いにもかかわらずインキ着肉性、印刷後光沢が高くコントラストに富み、光沢むら、インキ着肉むらの極めて少ない優れた白紙及び印刷面状を有し、且つ表裏差の少ない艶消し塗被紙を提供する。
請求項(抜粋):
原紙に塗被液を2度塗被する艶消し塗被紙の製造において、平均粒子径が 0.5〜1.0 μmの重質炭酸カルシウムを10〜90重量部及びカオリンを90〜10重量部含有する下塗り塗被液を原紙に塗被し、且つ粒径 0.5〜1.5 μmの重質炭酸カルシウムを55〜95重量部、カオリンを5〜45重量部含有する上塗り塗被液を塗被、乾燥した後、ロールの表面粗さ(Rz:十点平均粗さ JIS B0601)が8〜14μmと3〜7μmの金属ロールを2本組み込んだ6段以上のスーパーカレンダーで、塗被紙の片面が先に8〜14μmの金属ロールに当たり、反対面が後に3〜7μmの金属ロールに当たり、光沢度(JIS P-8142 75度白紙光沢度)が40%以下になるようにカレンダー仕上げすることを特徴とする艶消し塗被紙の製造方法。
IPC (2件):
D21H 19/38 ,  D21H 19/80

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