特許
J-GLOBAL ID:200903013955094573

荷重計測具およびダミーの荷重計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-271552
公開番号(公開出願番号):特開2000-097789
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】ボルトを用いて荷重計測具を構成するにあたって、導線に外力が作用しても歪みゲージに不要な外力が作用することがないようにして、精密な荷重計測を可能とし、しかも構成を簡略化する。【解決手段】ボルト12に、工具係合穴16に同軸に連なる有底の収納穴17が設けられるとともに、引き出し孔18ならびに第1および第2貫通孔が設けられ、収納穴17に収納される歪みゲージ13に連なる導線14が、引き出し孔18から外部に引き出されるとともにボルト12における頭部12bの外周に巻かれて第1および第2貫通孔に挿通され、歪みゲージ13ならびに前記導線14のうち工具係合穴16に配置される部分を埋める接着剤22が、前工具係合穴16および収納穴17に充填される。
請求項(抜粋):
少なくとも先端側の外周に雄ねじ(15)が刻設されるねじ軸部(12a)の基端に、該ねじ軸部(12a)とは反対側に開口した有底の工具係合穴(16)を有して前記ねじ軸部(12a)よりも大径に形成される頭部(12b)が一体にかつ同軸に連設されて成るボルト(12)に、前記工具係合穴(16)に同軸に連なる有底の収納穴(17)が設けられるとともに、前記工具係合穴(16)の開口端からの距離を前記工具係合穴(16)に回転操作工具(21)を挿入、係合するのに必要とされる必要距離よりも大きく設定した位置で工具係合穴(16)の内面および前記頭部(12b)の外面間を結ぶ引き出し孔(18)と、ボルト(12)の軸線に沿って前記引き出し孔(18)と略同一位置で該ボルト(12)の一直径線上に同軸に配置されて工具係合穴(16)の内面および前記頭部(12b)の外面間をそれぞれ結ぶ第1および第2貫通孔(19,20)とが設けられ、前記収納穴(17)に収納される歪みゲージ(13)に連なる導線(14)が、前記引き出し孔(18)から外部に引き出されるとともに前記頭部(12b)の外周に巻かれて第1および第2貫通孔(19,20)に挿通され、前記歪みゲージ(13)ならびに前記導線(14)のうち工具係合穴(16)に配置される部分を埋める接着剤(22)が、前記工具係合穴(16)の開口端からの距離を前記必要距離以上として工具係合穴(16)および収納穴(17)に充填されることを特徴とする荷重計測具。
Fターム (3件):
2F051AA01 ,  2F051AB09 ,  2F051AC01

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