特許
J-GLOBAL ID:200903013956417180

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-277506
公開番号(公開出願番号):特開2001-099074
出願日: 1999年09月29日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 スライダと各ガイドとの間の異常磨耗を防ぎ、自転防止機構の信頼性、耐久性を向上できるようにする。【解決手段】 ケーシング1と旋回スクロール5との間には、第1,第2のガイド11,12、スライダ13等を有する自転防止機構10を設け、これにより旋回スクロール5が旋回動作中に自転するのを防止する。また、スライダ13の4隅には各ガイド11,12と摺接する摺接突起部14,15を設ける。そして、各摺接突起部14,15の摺動面の長さ寸法を各ガイド11,12の長さ寸法よりも旋回半径の2倍の寸法だけ短い値に設定する。これにより、旋回スクロール5が旋回動作するときに、各摺接突起部14,15の端部が各ガイド11,12の端部とほぼ一致する位置まで変位する。
請求項(抜粋):
ケーシングと、該ケーシングに設けられた固定スクロールと、前記ケーシングに回転可能に設けられた駆動軸と、該駆動軸の先端側に旋回可能に設けられ、該固定スクロールとの間に複数の圧縮室を画成する旋回スクロールと、該旋回スクロールの自転運動を防止する自転防止機構とを備え、該自転防止機構を、前記ケーシング側に設けられた第1のガイドと、前記旋回スクロールの背面側に設けられた第2のガイドと、該第1,第2のガイド間に設けられ、該第1,第2のガイドにより互いに直行する2軸方向に案内されるスライダとにより構成してなるスクロール式流体機械において、前記各ガイドの摺動面の長さ寸法をL1 、旋回半径をδとしたときに、前記スライダの摺動面の長さ寸法L2 を、L1 -2×δ≦L2 ≦L1 +2×δを満たす範囲に設定したことを特徴とするスクロール式流体機械。
Fターム (6件):
3H039AA02 ,  3H039AA09 ,  3H039AA12 ,  3H039BB04 ,  3H039BB16 ,  3H039CC15

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