特許

J-GLOBAL ID：200903013969284855

改善された組合せの極限引張強さ、電気伝導性および耐応力緩和性を有する銅基合金の製造方法

発明者： ロナルド エヌ.キヤロン ,  ジヨン エフ.ブリーデイス
出願人/特許権者： オリン コーポレーシヨン
代理人 (1件)： 浅村 皓 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-124602
公開番号（公開出願番号）：特開平8-325681
出願日： 1986年04月25日
公開日（公表日）： 1996年12月10日
要約：

【要約】【課題】 改善された組合せの極限引張強さ、電気伝導性および耐応力緩和性を有する銅基合金の提供。【解決手段】 Ni:0.05〜5.0%、Si:0.01〜2.0%、Mg:1%以下、残部:Cu(数字はいずれも重量%)から成る銅基合金を所望形状に鋳造し、温度750〜950°Cにおいて30秒〜8時間に亘って溶体化し、次いで急冷し、少なくとも30%の加工率で冷間加工を施し、温度750〜950°C、30秒〜8時間の焼鈍を行い、急冷する。次に、少なくとも10%の加工率で冷間加工を行い、温度500〜700°C、0.5〜8時間の過時効焼鈍処理を施し、温度200〜345°C、0.5〜8時間の安定化焼鈍を施す。

請求項（抜粋）：

改善された組合せの極限引張強さ、電気伝導性および耐応力緩和性を有する銅基合金の製造方法において:(a) 実質的にNi:0.05〜5.0%、Si:0.01〜2.0%、選択成分としてのMg:1%以下、残部:Cu(数字はいずれも重量%)から成る銅基合金を調製し;(b) 前記銅基合金を所望形状に鋳造し;(c) 前記銅基合金を温度750〜950°Cにおいて30秒〜8時間にわたって溶体化し、次いで急冷し;(d) 前記銅基合金に、少なくとも30%の加工率で冷間加工を施し;(e) 温度750〜950°C、30秒〜8時間の焼鈍を行い、次いで急冷し;(f) 少なくとも10%の加工率で冷間加工を行い;(g) 温度500〜700°C、0.5〜8時間の過時効焼鈍処理を施し;(h) 前記銅基合金に、温度200〜345°C、0.5〜8時間の安定化焼鈍を施す、前記各工程を含む銅基合金の製造方法。

IPC (3件)：

C22F 1/08 ,  C22C 9/06 ,  H01B 1/02

FI (4件)：

C22F 1/08 P ,  C22F 1/08 Q ,  C22C 9/06 ,  H01B 1/02 A