特許
J-GLOBAL ID:200903013972335029

遠心分離ロータの認識および遠心分離機の制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-313855
公開番号(公開出願番号):特開平6-206010
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 遠心分離ロータの誤認を回避するロータの認識システムを提供する。【構成】 ロータ群内の各遠心ロータ28はそのロータの最大許容速度に応じて昇順二進数の内のN-ビット二進数を割り当てられる。所与のロータに割り当てられた二進数の各桁の数字の値はそのロータ上の対応するサイト内の認識標識の存在に対応する。各ロータが回転されると、実際の数字とその回転されているロータ上の認識標識により占められた実際のサイトとを表わす二進数が発生される。ロータの速度は発生された二進数に対応して制限される。
請求項(抜粋):
遠心分離機の複数のロータの各々を特定の速度に回転させ得る速度制限方法であって、各ロータがそれに関連付けられた所定の最高速度値を有し、各ロータにはそれぞれ異なった認識標識が設けられ、前記各認識標識はロータの所定数N個のサイトの一つに配置されている方法において、a) N桁の昇順二進数から選ばれた所定の異なったN-ビット二進数を、各ロータに割り当て、各二進数の同一位置をロータの同一所定サイトに対応づけ、前記二進数の各桁における二進数字の値を、各ロータに対し、該ロータの対応サイトに認識標識が存在することに対応して、割り当て、所与のロータへの前記二進数の割り当てを、当該ロータの最高速度に基づいて、順次増加する数値の二進数のそれぞれを順次増加する最高速度を持つロータに割り当てるように、設定する工程と、b) ロータを回転させて該ロータを検知装置を通過させ、該ロータ上の実際の認識標識の数と該認識標識により実際に占められているサイトとを表わす二進数を発生させる工程と、c) 前記発生させた二進数に対応した速度に前記ロータの速度を制限する工程と、を備えたことを特徴とする遠心分離機の速度制限方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭63-033911

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