特許
J-GLOBAL ID:200903013979003900

触媒成分の回収方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505479
公開番号(公開出願番号):特表平9-500821
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】触媒(4、6、8)、特に使用済み脱硝触媒の成分の回収のために本発明により、まず触媒(4、6、8)を粉砕し、粉砕された触媒を一定の粒度の成形品(18)に加工する方法が用いられる。或は粉砕された触媒(4、6、8)を一定の粒度を有する還元材(36)上に施し、そこで固化する方法が用いられる。その後このようにして形成された成形品(18)又はこのように調製された還元材(38)及び場合によっては他の還元材(20、36)を還元条件下に塩化処理する。その後四塩化チタンTiCl4 を塩化処理の際に生じた混合気に含まれている他の塩素化合物及び/又は塩素-酸素化合物から蒸留により分離析出する。こうして得られた四塩化チタンTiCl4 を酸素O2 又は酸素O2 及び水素H2と燃焼させる。こうして得られた二酸化チタン顔料は市販の二酸化チタン顔料の仕様を有し、従って新しい脱硝触媒の形成に使用可能である。本発明方法及び設備(2、32)は原理的に原料として二酸化チタンを含んでいる種々の金属酸化物触媒の形成に適している。
請求項(抜粋):
とりわけ二酸化チタンTiO2 、及び酸化タングステンWO3 、酸化モリブデンMoO3 、五酸化バナジウムV2 O5 の1つ又は幾つかの成分及び場合によっては例えば砒素、鉄、カドミウム及び他の重金属並びにそれらの化合物のような運転時に生じる汚染物質を含む触媒(4、6、8)の成分を回収する方法において、順次、a)触媒(4、6、8)の触媒材を粉砕し、一定の粒度スペクトルを有する粉末(18)に成形し、b)こうして得られた粉末(18)を還元材(20)と共に還元条件下に塩化処理し、c)塩化処理の際に生じた混合気を含んでいる他の塩素化合物及び/又は塩素-酸素化合物から四塩化チタンTiCl4 を蒸留により分離析出し、d)こうして得られた四塩化チタンTiCl4 を酸素又は酸素及び水素で燃焼することを特徴とする触媒成分の回収方法。
IPC (3件):
B01J 38/42 ,  B01J 21/20 ,  B09B 3/00
FI (3件):
B01J 38/42 ,  B01J 21/20 A ,  B09B 3/00 304 L

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