特許
J-GLOBAL ID:200903013984096747

電子楽器の楽音制御データ通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-158692
公開番号(公開出願番号):特開平7-013560
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】MIDI規格などの楽音制御データを送受信する通信方式において、伝送路のトラフィックコントロールの問題を解消するとともに低速の伝送路でも充分な精度で楽音制御データの送受信を行なえるようにする。【構成】コントローラ等の送信側でアフタータッチデータやピッチベンドデータなどのように時系列で密度が高い特定種類のデータを間引いて送信する。電子楽器や音源モジュール等の受信側で、データ抽出回路12により特定種類のデータを抽出する。抽出したデータの種類に応じて、データ制御回路(I) 13-1,データ制御回路(II)13-2,...で、それぞれ間引かれているデータのリサンプリング、低域透過処理、広域透過処理および半波整流等の非線形処理を施して息圧データやアンブシュアデータ等の物理パラメータとする。選択割当装置15で物理パラメータを楽音合成回路14のアルゴリズムパラメータに割り当てる。
請求項(抜粋):
電子楽器における楽音を制御するための楽音制御データを順次送信し、該送信される楽音制御データを受信して該受信した楽音制御データに基づいて楽音を発生するための電子楽器の楽音制御データ通信方式において、前記楽音制御データを受信する受信側に、予め決められた特定種類の楽音制御データを抽出するデータ抽出手段と、前記データ送信のタイミングと独立なクロックで受信データをリサンプリングするリサンプリング手段と、低域透過処理を施すフィルタ処理手段とを備え、前記データ抽出手段で抽出した特定種類の楽音制御データを前記リサンプリング手段でリサンプリングし、このリサンプリングしたデータに前記フィルタ処理手段で低域透過処理を施すことにより、該特定種類の楽音制御データの特徴を抽出するようにしたことを特徴とする電子楽器の楽音制御データ通信方式。

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