特許
J-GLOBAL ID:200903014004775550

シートベルト用ベルト締付け装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-541616
公開番号(公開出願番号):特表平11-510457
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】本発明に係るシートベルト用のベルト締付け装置は、発火技法により駆動される少なくとも二つの駆動ユニット10,11を有し、この駆動ユニットが、ハウジング1内の各ガイド14,32内で移動でき、かつシートベルト引込機構の巻回軸と順次係合して該巻回軸に前記シートベルトを締め付ける回転運動を生ぜしめるシートベルト用のベルト締付け装置であって、巻回軸には締付け動作を伝達すべく太陽ギヤ2が回転可能に接続されるとともに、遊星ギヤ7が太陽ギヤ2を囲む円弧状移動路にガイドされ、遊星ギヤ7はハウジングに固定された歯部9に沿って移動するとともに太陽ギヤ2の外歯に回転を伝達できるように係合しており、この遊星ギヤ7に駆動動作を伝達する各駆動ユニット10,11が、遊星ギヤ7を所定部で移動させるために遊星ギヤ7に接続されている。このベルト締付け装置はクランク又はクランクディスク4を備えたものであってもよい。このクランクディスクは太陽ギヤ2の中心軸8と同心的に回転可能に設けられ、このクランクディスク4に遊星ギヤ7が回転可能に設けられており、このクランクディスク4には、駆動ユニット10,11が作動を伝達すべく係合する少なくとも一つの係合点25を有している。
請求項(抜粋):
発火技法により駆動される少なくとも二つの駆動ユニットを有し、 該駆動ユニットが、ハウジング内の各ガイド内で移動でき、かつシートベルト引込機構の巻回軸と順次係合して該巻回軸に前記シートベルトを締め付ける回転運動を生ぜしめる、シートベルト用のベルト締付け装置において、 前記巻回軸には前記締付け動作を伝達すべく太陽ギヤ(2)が回転可能に接続されるとともに、遊星ギヤ(7)が該太陽ギヤ(2)を囲む円弧状移動路にガイドされ、 前記遊星ギヤ(7)は、ハウジングに固定された歯部(9)に沿って移動するとともに、前記太陽ギヤ(2)の外歯に回転を伝達できるように係合しており、 前記遊星ギヤ(7)に駆動動作を伝達する前記各駆動ユニット(10,11)が、前記遊星ギヤ(7)を所定部で移動させるために該遊星ギヤ(7)に接続されている、ことを特徴とするシートベルト締付け装置。

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