特許
J-GLOBAL ID:200903014009611912

耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127963
公開番号(公開出願番号):特開平9-316615
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 高強度で、しごき加工性とフランジ成形性に優れ、かつ耳率が低いキャンボディ用などとして好適なアルミニウム合金板の製造方法を提供する。【解決手段】 Mgを 0.8〜1.4wt%、Mnを 0.8〜1.4wt%、Feを 0.2〜0.6wt%、Siを0.1〜0.4wt%、Cuを 0.1〜0.3wt%、Znを0.01〜0.2wt%含有し、さらにTi 0.005〜0.05wt% を単独で或いはB 0.0001〜0.01wt% とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、均質化処理、熱間粗圧延、熱間仕上圧延、冷間圧延、中間焼鈍処理、最終冷間圧延を所定条件で施す。
請求項(抜粋):
Mgを 0.8〜1.4wt%、Mnを 0.8〜1.4wt%、Feを 0.2〜0.6wt%、Siを 0.1〜0.4wt%、Cuを 0.1〜0.3wt%、Znを0.01〜0.2wt%含有し、さらにTi 0.005〜0.05wt% を単独で或いはB 0.0001〜0.01wt% とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、?@均質化処理を 530〜630 °Cで1時間以上の加熱条件で施し、次いで?A熱間粗圧延を施し、次いで?B熱間仕上圧延を、スタンド数が3以上のタンデム式熱間仕上圧延機を使用し、圧延開始温度を 300〜400 °C、圧延終了温度を 240〜290 °Cとし、クーラント油を 1000l/min.以上の流量で噴射して熱延板を冷却して施し、次いで?C冷間圧延を施し、次いで?D中間焼鈍処理を 100°C/分以上の加熱速度で 360〜560 °Cの温度範囲の所定温度に急速加熱し、前記所定温度に到達後直ちに或いは 120秒以内の保持の後、冷却速度 100°C/分以上で70°C以下に冷却して施し、次いで?E圧延率60%以上の最終冷間圧延を施すことを特徴とする耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (4件):
C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/00 ,  C22C 21/06
FI (4件):
C22F 1/04 C ,  B21B 3/00 J ,  C22C 21/00 L ,  C22C 21/06

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