特許
J-GLOBAL ID:200903014013105819

自動化学分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平2-414866
公開番号(公開出願番号):特開平5-142235
出願日: 1990年12月27日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 排水系の流路抵抗値を毎回排水時に演算し、この演算された結果を予め定められた数値と比較し、排水系の詰まりの有無を検出する。【構成】 減圧ポンプを作動させるとノズルの先端から空気が吸引され、ポンプにつながる排気管内の圧力が大気圧P0 から初期圧力Pに低下する。次にノズルの先端を容器内に挿入して液を吸引すると上記圧力は更にP′に低下し、液が無くなると圧力はP1 に戻る。この初期圧力P及び液を吸引していた時間tを測定し、P,t,既知の液量V及び定数kを用いてR=Pt/kVより排水系の流路抵抗Rを求める。求めたRを正常値R0 と比較し、排水系の詰まりの程度を判定する。時間tは、例えば、液の吸引開始に伴う圧力低下と液の吸引終了に伴う圧力上昇のタイミングを、圧力計の出力信号を微分して得たパルス信号により検知し、そのパルス信号の時間間隔を測定することにより求める。
請求項(抜粋):
容器にノズルを挿入し、容器内の液を減圧ポンプによって減圧トラップに吸引させて排液する自動化学分析装置において、前記ノズルと減圧トラップとの間の流路の圧力を測定するための圧力計と、容器内の液量と前記圧力計から得られた容器内の液の排水時の初期圧力値と排水中の圧力変動から求められた排水時間とから排水系の流路抵抗値を求める演算手段と、該演算手段によって演算された結果を予め定められた数値と比較する比較手段とを設けたことを特徴とする自動化学分析装置。

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