特許
J-GLOBAL ID:200903014015568514

深絞り性に優れた熱延鋼板を効率よく製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235182
公開番号(公開出願番号):特開平5-070839
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】深絞り性に優れた熱延鋼板を経済的に製造する方法の提供。【構成】C、N、Mn、Ti、Nbを規制した鋼から得たスラブを炭窒化物の析出処理後、圧延終了温度が920°Cで、920°Cから1000°Cの温度範囲での合計圧下率が50%以上の1次圧延を行い、圧延後3秒以内に冷却速度30°C/秒以上の冷却を行い、次いで650°C〜750°Cで各パス圧下率40%以上の2次圧延を開始し、750°C〜850°Cで終了し巻取って再結晶させ高平均r値を有する熱延鋼板を得る。【効果】従来の製造法に比して経済性が格段に向上する。
請求項(抜粋):
重量%で、C≦0.01%,Mn≦0.4%,N≦0.01%でかつC及びNの添加量がTi,Nbのどちらか一方または両方の添加量と、(C/12+N/14)≦1.2(Ti/48+Nb/93)≦0.1の関係にある鋼から得たスラブの温度がAr3 変態点以下にならない間に1000°C〜1100°Cで30分以上の保温保定を行って後、圧延終了温度が920°C以上で1000°C〜920°Cの範囲の合計圧下率が50%以上の1次圧延を行い、該1次圧延終了後3秒以内に冷却速度30°C/秒以上の冷却を行い、続いて650°C〜830°Cで各パス圧下率40%以上の昇温2次圧延を開始し、750°C〜Ar3 変態点未満で圧延を終了し、巻取って再結晶させることを特徴とする深絞り性に優れた熱延鋼板を効率よく製造する方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-145720

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