特許
J-GLOBAL ID:200903014015698809

構造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287471
公開番号(公開出願番号):特開平7-158318
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 制振翼及び制振用エアカーテンを組み合わせて用いることにより、風圧力による構造物の振動を効果的に抑制することができ、特に前記制振用エアカーテンへの空気の供給を配管を簡略化することができる構造物の制振装置を得ること。【構成】 構造物30の上方に設けられた複数の制振翼に、エアカーテン作成用のエア吹出部を設け、制振翼の実効的な長さが、制振翼自体の長さと制振用エアカーテンの長さを足した大きさとなるよう構成している。前記エアカーテン形成用の空気として、室内の空気を許容空気量の範囲内で活用する構造を採用している。そして、エアカーテンの形成に必要な空気量が構造物内から取り入れられる空気量だけでは不足するとき、新鮮空気供給路220を介して構造物外から供給される空調用の新鮮空気を、カーテン用エア供給ダクト230に振り分けるようにしている。
請求項(抜粋):
風圧力による構造物の振動を制振する制振装置において、前記構造物の上方に縦方向に配置された複数の制振翼と、前記制振翼に設けられ、制振用エアカーテンを作成するエア吹出部と、前記エア吹出部へエアカーテン作成用のエアを供給するとともに、前記構造物内へ空調されたエアを供給するエア供給部と、前記エア供給部を制御する供給部制御手段と、を含み、前記エア供給部は、構造物の外部から新鮮空気を構造物内へ取り入れる新鮮空気供給路と、前記エアカーテンの形成に必要な空気を前記エア吹出部へ向け供給するカーテン用エア供給ダクトと、前記構造物内に空調に必要な空気を室内に供給する空調用ダクトと、前記新鮮空気供給路及び構造物内から空気を取り入れ、前記カーテン用エア供給ダクト及び空調用ダクトへ供給する混合空調部と、を含み、前記供給部制御手段は、前記新鮮空気供給路及び構造物内から空気を取り入れて空調した後、前記空調用ダクトへ供給するとともに、前記エアカーテンの形成に必要な空気量が構造物内からの取り入れが許される取入れ許容空気量より少ないとき、前記構造物内から空気を取り入れ、前記カーテン用エア供給ダクトへ供給し、前記エアカーテンの形成に必要な空気量が前記取入れ許容空気量より多いとき、前記構造物内及び新鮮空気供給路から空気を取り入れ、前記カーテン用エア供給ダクトへ供給するよう前記混合空調部を制御することを特徴とする構造物の制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/14 ,  F16F 15/02

前のページに戻る