特許
J-GLOBAL ID:200903014027156688

熱可塑性ポリエステル樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137602
公開番号(公開出願番号):特開平9-296031
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】アンチモン触媒を用いて透明性の良好な成形品が得られるようなポリエステル樹脂を得る。【解決手段】ジカルボン酸としてテレフタル酸、ジオール成分としてエチレングリコールを主成分とし、芳香族ジカルボン酸からなる共重合成分を0.5mol%以上15mol%以下含有し、かつアンチモン化合物を触媒として製造され極限粘度が0.7〜0.9dl/gで、かつこれからなる非晶成形体の結晶化の発熱ピークの温度が135°C以上170°C以下であるような熱可塑性ポリエステル樹脂。
請求項(抜粋):
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸、ジオール成分としてエチレングリコールを主成分とし、一般式【化1】【化2】(但し、R1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素、水酸基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アリル基、またはアルコキシ基を示す。)で表される化合物が0.5mol%以上15mol%以下共重合されており、かつアンチモン化合物を触媒として製造されることを特徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂であって、かつフェノールと1,1,2,2-テトラクロロエタンが6:4(重量比)の混合溶媒中で20°Cで測定した極限粘度[η]が0.7〜0.9dl/gの範囲にあり、この樹脂から、極限粘度[η]が0.8dl/g、23°Cで測定した密度が1.33g/cm3 となるように成形した非晶成形体を示差走査熱量計(DSC)で毎分10°Cの速度で昇温した時に観測される結晶化の発熱ピークの温度(昇温結晶化温度(Tc))が135°C以上170°C以下であるような熱可塑性ポリエステル樹脂。
IPC (4件):
C08G 63/183 NMZ ,  B29C 49/00 ,  C08G 63/181 NND ,  C08G 63/86 NMU
FI (4件):
C08G 63/183 NMZ ,  B29C 49/00 ,  C08G 63/181 NND ,  C08G 63/86 NMU

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