特許
J-GLOBAL ID:200903014029933835

光ファイバーの形成方法、光ファイバー、光導波路、及び光学デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-318887
公開番号(公開出願番号):特開2000-147287
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 大がかりな装置と複雑な製造プロセスを不要としてコストダウンを図る。【解決手段】 コア12の屈折率とクラッド15の所定の箇所の屈折率とが同じになるようにクラッド15の全体に共通の所定の配向電圧Vを印加し紫外線硬化樹脂と液晶との混合物または紫外線硬化性液晶20内の液晶の分子の配向を規定するカップリング屈折率設定処理を実行する工程と、紫外光ビーム18Aをクラッド15の所定の箇所に照射し紫外光ビーム18Aが照射されている部分の紫外線硬化樹脂を選択的に光硬化し紫外光ビーム18Aの照射箇所の配向状態を時空間的に固定して光ファイバー10の光カップリング部を形成するカップリングパターン光固定処理をカップリング屈折率設定処理に同期させて実行する工程とを設ける。
請求項(抜粋):
光ファイバーのコアを形成する工程と、所定の波長範囲の紫外光の照射により光硬化する紫外線硬化樹脂と液晶との混合物または紫外線硬化性液晶で前記光ファイバーのクラッドを形成する工程と、前記コアの屈折率と前記クラッドの所定の箇所の屈折率とが同じになるように当該クラッドの全体に共通の所定の配向電圧を印加し前記紫外線硬化樹脂と液晶との混合物または紫外線硬化性液晶中に含まれる液晶の分子の配向を規定するカップリング屈折率設定処理を実行する工程と、紫外光ビームを前記クラッドの所定の箇所に照射し当該紫外光ビームが照射されている部分の前記紫外線硬化樹脂を選択的に光硬化し当該紫外光ビームの照射箇所の配向状態を時空間的に固定して前記光ファイバーの光カップリング部を形成するカップリングパターン光固定処理を前記カップリング屈折率設定処理に同期させて実行する工程と、前記光ファイバーの光カップリング部を除く前記紫外線硬化樹脂と液晶との混合物または紫外線硬化性液晶全体に前記紫外光を一括同時照射し前記混合物に含まれる前記紫外線硬化樹脂を光硬化して液晶の配向状態を固定し、当該光ファイバーの光カップリング部を除く紫外線硬化樹脂と液晶との混合物または紫外線硬化性液晶で形成されたクラッド全体に屈折率が前記光ファイバーのコアの屈折率よりも低い屈折率になるような配向状態を時空間的に固定するクラッド形成処理を前記カップリングパターン光固定処理の後に実行する工程とを有することを特徴とする光ファイバーの形成方法。
IPC (4件):
G02B 6/122 ,  G02B 6/00 366 ,  G02B 6/10 ,  G02B 6/16
FI (4件):
G02B 6/12 D ,  G02B 6/00 366 ,  G02B 6/10 C ,  G02B 6/16
Fターム (13件):
2H047LA11 ,  2H047MA00 ,  2H047PA11 ,  2H047PA22 ,  2H047QA05 ,  2H047TA32 ,  2H047TA33 ,  2H047TA34 ,  2H050AA14 ,  2H050AB42Y ,  2H050AC03 ,  2H050AC81 ,  2H050AC82

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