特許
J-GLOBAL ID:200903014038694045
燃料電池発電システム制御方法および制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299747
公開番号(公開出願番号):特開平8-162138
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池からの発電量が適正範囲内か否かによって発電システムの異常作動を的確に判別し、この異常を簡単かつ速やかに報知する信頼性の高い燃料電池発電システム制御方法および制御装置を提供する。【構成】 異常判別回路12がセンサDCI9、センサDCV10、センサACP11、供給弁3、供給弁5、直交変換器7に接続される。また、直交変換器7の変換効率推定値12bが交流電力計測値11aの関数として設定される。算出手段121が出力電圧計測値10aと交流電力計測値11a、前記変換効率推定値12bを用いて基準値12aを算出し、判別手段122が前記基準値12aと直流電流計測値9aとの差を監視し、この差が規定範囲を越えた場合、報知手段123がシステム停止命令12cにより発電システムを停止する。
請求項(抜粋):
燃料電池より出力された直流電力を計測し、この直流電力の計測値に応じて、前記燃料電池へ供給される所定の原料の流量を制御する一方で、前記燃料電池より出力された電圧と、前記直流電力を直交変換器により変換して出力された交流電力とを計測し、これらの計測値に基づいて、発電システム全体の動作状況を監視する燃料発電システム制御方法において、前記燃料電池が生成する電力量として適切な量を基準値として設定し、前記基準値と前記直流電力の計測値との差の大きさに基づいて、発電システムにおける異常作動の発生を判別することを特徴とする燃料電池発電システム制御方法。
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