特許
J-GLOBAL ID:200903014040516278

有限直動形ガイドウェイ及びそれを組み込んだ有限直動案内ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-291830
公開番号(公開出願番号):特開平11-108056
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、保持器のずれを防止して軌道部材の移動を確実にコントロールすることができる有限直動形ガイドウェイ及びそれを組み込んだ有限直動案内ユニットを提供する。【解決手段】 軌道部材3,4間に対向した軌道溝13,18には,保持器23に保持された複数の円筒ころ22が転動可能である。逃げ溝16,21に固定されたラック24には,保持器23に回転自在に支持されたピニオンが噛み合う。ラック24の歯46には円筒ころ22との干渉を回避する凹部47を形成したので,歯46を大きなモジュールの歯としてピニオンとの噛み合い強度が向上されて保持器23の軌道部材3,4に対するずれが防止される。また,逃げ溝16,21を大きくしないので,広い軌道面14,15,19,20が確保される。
請求項(抜粋):
長手方向側壁面に軌道溝を形成した一対の軌道部材,前記各軌道部材の前記軌道溝間の軌道路に配設された複数の円筒ころ,前記軌道部材間に配設された前記円筒ころを保持する板状の保持器,前記軌道溝に形成された逃げ溝に配設されたラック,及び該ラックに噛合し且つ前記保持器に形成された装着孔に回転自在に装着されたピニオンを具備し,前記軌道路を転動する前記円筒ころが前記ラックの歯に干渉するのを回避するため前記ラックの前記歯には凹部がそれぞれ形成されていることから成る有限直動形ガイドウェイ。

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