原稿読取装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：中村智廣 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-006046
公開番号（公開出願番号）：特開平8-195862
出願日： 1995年01月18日
公開日（公表日）： 1996年07月30日
要約：

【要約】【構成】本発明は、ディジタル式の光検出器4を有する原稿読取装置であって、原稿台1上の原稿領域Oを識別するために原稿の読取走査に先立ってプレ走査を行うと共に、該プレ走査時には読取走査時とは異なる解像度で画像データを読み取る一方、上記原稿押圧面2aに、プレ走査時の解像度と読取走査時の解像度とで異なる画像データとして読み取られる識別模様(縞模様)を設けた原稿読取装置である。【効果】本発明は、上記識別模様が検出されない原稿領域Oと識別するようにしたので、原稿の色に拘わらず原稿領域Oを識別することができる。また、原稿押圧面2a全面に識別模様を形成することでフリーレジに対応することができる。更に、プレ走査時と読取走査時とで異なる解像度により識別模様を読み取るようにしたので、上記識別模様を、原稿読取走査時の画像データに影響し難い細かいものにすることができる。

請求項（抜粋）：

原稿が載置される原稿載置面を有する原稿台と、原稿を原稿載置面に押圧する原稿押圧面を有し、原稿載置面全体を覆う原稿押圧部材と、原稿載置面を走査する照明手段と、原稿載置面上の原稿押圧面あるいは原稿による照明光の散乱光を受光し、その散乱光をサンプリングして画像データを出力する光検出器と、上記照明手段の走査速度や上記光検出器のサンプリング周波数を制御して、画像データを読み取る制御手段とを備え、上記制御手段は、原稿の読取走査に先立って上記照明手段にプレ走査を行わせると共に、該プレ走査時には読取走査時とは異なる解像度で画像データを読み取り、その画像データを基に原稿台上の原稿領域を識別する一方、上記原稿押圧面には、プレ走査時の解像度と読取走査時の解像度とで異なる画像データとして読み取られる識別模様を設けたことを特徴とする原稿読取装置。

IPC (3件)：

H04N 1/04 106 , G03B 27/50 , G03G 15/04 114

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開平3-295357
画像読取装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-255630 出願人：富士通株式会社
特開昭63-280569

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