特許
J-GLOBAL ID:200903014051195422

音場再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-088397
公開番号(公開出願番号):特開平6-303699
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 実スピーカを配置せずに、視聴者の前方のスピーカのみで前方と側方叉は後方間に反射音を付加する。【構成】 Lch、Rchから再生されるべき信号ML(t)、MR(t)の2つの信号は、それぞれ入力端子2、3に入力され、反射音や残響音を作成する反射音作成回路11〜14に入力される。これらの出力は、視聴者8に対して、左側方又は左後方に音が定位する様に、FIRフィルタ15〜18に入力される。FIRフィルタ17、18のhLR(n)、hLL(n)は、前方のスピーカ4、6を用いたときに、音が左側方又は左後方に定位する様にする頭部伝達関数を時間領域で表したインパルス応答で、同様にFIRフィルタ15、16のhRR(n)、hRL(n)は、音が右側方又は右後方に定位する様にする頭部伝達関数を時間領域で表したインパルス応答である。FIRフィルタ15〜18の出力信号は加算器19、20に入力され、この出力信号はスピーカ4、6に接続される。
請求項(抜粋):
音信号を入力する入力手段と、前記入力手段に入力された音信号の遅延時間と振幅を調整して反射音や残響音を作成する少なくとも2つの反射音作成手段と、一方の前記反射音作成手段の出力信号を少なくとも2つに分岐する分岐手段と、その分岐されたそれぞれの音信号を入力し視聴者に対して放射された音が、任意の方向からの音として聞こえるように音信号の振幅及び遅延時間を調整する少なくとも2つの調整手段と、他方の前記反射音作成手段の出力信号とそれぞれの調整手段の出力信号を入力し、それらを所定の割合で加算する加算手段と、前記加算手段に接続され音信号を視聴者に音として再生する音再生手段とを具備する音場再生装置。
IPC (5件):
H04S 1/00 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/06 ,  H04R 3/00 310 ,  H04R 3/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-140002
  • 特開平4-149598
  • 特開平4-030700

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