特許
J-GLOBAL ID:200903014052369955

ダンパ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211014
公開番号(公開出願番号):特開平9-042351
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 高圧室の容積が減少するようにケーシングと軸体とが相対回転したとき、開閉弁体の弁部をケーシングの内周面に速やかに接触させる。【解決手段】 開閉弁体63の側部、つまり弁部63bが形成された側部と逆側の側部に弾性変形可能の弾性片63dを形成する。弾性片63dは、少なくとも弁部63bがケーシング61の収納孔61aの内周面から離れているときには、収納孔61aの内周面に弾性変形した状態で押圧接触するように形成する。これにより、弁部63bを収納孔61aの内周面に接近するように付勢する。
請求項(抜粋):
収納孔を有するケーシングと、このケーシングの収納孔内に相対回動自在に配置されたロータと、このロータの外周面と上記収納孔の内周面との間に形成される環状の空間に充填される流体と、上記ロータの外周面に回動可能に設けられ、上記空間を高圧室と低圧室とに区画する開閉弁体とを備え、上記高圧室に面する上記開閉弁体の一側部外周面に、上記高圧室内の圧力によって上記開閉弁体が一方向へ回動させられたときに上記収納孔の内周面に接触して上記高圧室と上記低圧室との間を遮断し、上記低圧室内の圧力によって上記開閉弁体が他方向へ回動させられたときに上記収納孔の内周面から離れて上記高圧室と上記低圧室とを連通させる弁部が形成されたダンパ機構において、上記低圧室に面する上記開閉弁体の他側部に、少なくとも上記弁部が上記収納孔の内周面から離れているときに上記収納孔の内周面に弾性変形した状態で突き当たることにより、上記弁部を上記収納孔の内周面に接近するように上記開閉弁体を回動付勢する弾性片を形成したことを特徴とするダンパ機構。
IPC (2件):
F16F 9/14 ,  E05F 3/20
FI (2件):
F16F 9/14 A ,  E05F 3/20 A

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