特許
J-GLOBAL ID:200903014055612680

CT像の中の線アーティファクトを減ずるための方法ならびにこの方法を実行するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-056557
公開番号(公開出願番号):特開2001-276055
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】 CT像の中のアーティファクトを減ずるための方法であって、故障した検出器チャネルを有するCT装置において達成可能な像質を改善し得る方法を提供する。【解決手段】 像M1を発生するためCT像D1の像点の中で、各像点および円K1の中心点を通って延びている直線に直交して、中央値フィルタリングが実行される過程と、CT像D1から像M1を差し引くことにより差値像F1 =D1-M1が発生される過程と、2つの結果像G11およびG21を発生するため差値像F1の像点の中で各像点を通って延びている円K1への接線t11およびt21の方向にフィルタリングが実行され、その際に結果像G11に対してはt11に沿うフィルタリングが、また結果像G21に対してはt21に沿うフィルタリングが実行される過程と、D1から結果像G11およびG21を差し引くことにより補正像D2=D1-G11-G21が求められる過程とを含んでいる。
請求項(抜粋):
検査対象物の周りを移動可能な放射源と、それから出発する放射を当てられる、多くの正常な検出器チャネルおよび少なくとも1つの故障した検出器チャネルを有する検出器システムとを有するCT装置を用いての検査対象物の走査と、故障した検出器チャネルにより惹起される、円K1の上に写像される像点の誤った値を回避または補正するための内挿フィルタリングとにより得られるCT像D1の中の線アーティファクトを減ずるための方法において、a)像M1を発生するためCT像D1の像点の中で、各像点および円K1の中心点を通って延びている直線に直交して、中央値フィルタリングが実行される過程と、b)CT像D1から像M1を差し引くことにより差値像F1=D1-M1が発生される過程と、c)2つの結果像G11およびG21を発生するため差値像F1の像点の中で各像点を通って延びている円K1への接線t11 およびt21の方向にフィルタリングが実行され、その際に結果像G11に対してはt11に沿うフィルタリングが、また結果像G21に対してはt21に沿うフィルタリングが実行される過程と、d)D1から結果像G11およびG21を差し引くことにより補正像D2=D1-G11-G21が求められる過程とを含むことを特徴とするCT像の中の線アーティファクトを減ずるための方法。
IPC (3件):
A61B 6/03 360 ,  G06T 1/00 290 ,  G06T 5/20
FI (3件):
A61B 6/03 360 E ,  G06T 1/00 290 B ,  G06T 5/20 A

前のページに戻る