特許
J-GLOBAL ID:200903014059877727
空気調和装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347265
公開番号(公開出願番号):特開平10-185282
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 熱源側冷凍サイクルと利用側冷凍サイクルからなる空気調和装置に関し、利用側冷凍サイクル内における室内環境の快適性を損なうことなく、能力の異なる複数の冷媒搬送ポンプの運転頻度を均一に制御し冷媒搬送ポンプの信頼性向上を図る。【解決手段】 能力の異なる複数の冷媒搬送ポンプの運転停止制御を、利用側冷凍サイクルの室内ユニット出口集合管の冷媒過熱度の値により行うポンプ制御手段PCNTと、冷媒流量が過剰になった場合、冷媒過熱度の値により、第1バイパス流量弁BP1により流量を適正にする開度を演算する第1バイパス開度演算手段15を設けることにより、利用側冷凍サイクルのバランスを崩すことなく、冷媒搬送ポンプの運転頻度を均一にでき、室内環境の快適性を妨げることなくシステムを継続運転できる。
請求項(抜粋):
圧縮機,第1四方弁,室外側熱交換器,室外側膨張弁,第1補助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷凍サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形成し冷媒を熱交換する第2補助熱交換器を有する室外ユニットと、前記第2補助熱交換器と、室外側流量弁と、室内ユニットに設置されている複数の室内側熱交換器,複数の室内側流量弁と、冷媒搬送装置に設置されている第2四方弁,冷媒タンク,複数の冷媒搬送ポンプとを環状に連接してなる利用側冷媒サイクルと、前記室内ユニットの出口集合配管に設置された過熱度検知装置と、前記室内ユニットの入口集合配管と出口集合配管とを第1バイパス流量弁を介して連通する第1バイパス回路と、前記複数の冷媒搬送ポンプの入力電流を検知する冷媒搬送ポンプの電源入力部に取りつけられた電流検知装置と、前記電流検知装置からの信号を検知し、入力電流値を演算し数値化する電流検知手段と、前記電流検知手段からの入力電流値が所定値以上になった場合、前記冷媒搬送ポンプが異常であると判断し前記冷媒搬送ポンプを運転可能状態から運転待機状態に設定するポンプ異常判定手段と、前記過熱度検知装置からの信号を検知し冷媒過熱度の値を演算し数値化する過熱度検知手段と、前記過熱度検知手段からの冷媒過熱殿値が第1の所定値より大きい場合は、前記第1バイパス流量弁を所定開度閉め、第2の所定値より小さい場合は前記第1バイパス流量弁を所定開度開ける演算を行う第1バイパス開度演算手段と、前記第1バイパス開度演算手段で演算された開度演算値により前記第1バイパス流量弁へ開閉動作指令を行う第1バイパス流量弁制御手段と、前記複数の冷媒搬送ポンプの運転積算時間を記憶し、前記過熱度検知手段からの冷媒過熱度の値が第3の所定値以上になった場合は、前記ポンプ異常判定手段で運転待機状態に設定した前記冷媒搬送ポンプ以外の前記冷媒搬送ポンプを運転積算時間の小さいものから1台づつ増やし、冷媒過熱度の値が第4の所定値以下になった場合は、前記冷媒搬送ポンプを運転積算時間の大きいものから1台づつ減らすポンプ制御手段とから構成され、かつ前記第3の所定値は前記第1の所定値よりも大きく、前記第1の所定値は前記第2の所定値よりも大きく、前記第2の所定値は前記第4の所定値よりも大きく、前記第4の所定値は0を含む正の値である条件を記憶する冷房用制御装置を備えたことを特徴とする空気調和装置。
IPC (2件):
F24F 11/02 102
, F25B 13/00
FI (2件):
F24F 11/02 102 L
, F25B 13/00 Z
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