特許
J-GLOBAL ID:200903014064330000

偏平状マグネタイト微粒子粉末の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-029939
公開番号(公開出願番号):特開平8-208235
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】 BET比表面積値が30〜85m2 /gと大きく、しかも、粒子が1個1個バラバラであって無孔である偏平状マグネタイト微粒子粉末が工業的に得られる製造法を提供する。【構成】 第一鉄塩水溶液と炭酸アルカリとを反応させて鉄含有沈澱物を含む懸濁液とし、この懸濁液を非酸化性雰囲気下において50〜65°Cの温度範囲にて30〜360分間維持攪拌し、次いで、当該懸濁液に水可溶性ケイ酸塩を添加し、50〜60°Cの温度範囲にて液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応を行うことにより粒状ゲータイト微粒子を生成させ、次いで、非酸化性雰囲気とし、この液中に第一鉄塩水溶液と水酸化アルカリ水溶液とを投入して反応させて40〜100°Cの温度範囲で加熱攪拌することによって偏平状マグネタイト微粒子を得る。
請求項(抜粋):
第一鉄塩水溶液と該第一鉄塩水溶液中のFe2+に対して1.0当量を越える量の炭酸アルカリ水溶液とを非酸化性雰囲気下で反応させて鉄含有沈澱物を含む懸濁液とし、この懸濁液を非酸化性雰囲気下において50〜65°Cの温度範囲にて30〜360分間維持攪拌し、次いで、当該懸濁液に水可溶性ケイ酸塩を前記第一鉄塩水溶液中のFe2+に対してSi換算で0.5〜5.0原子%添加した後、50〜60°Cの温度範囲にて液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応を行うことにより粒状ゲータイト微粒子を生成させ、次いで、非酸化性雰囲気とし、この液中に第一鉄塩水溶液と水酸化アルカリ水溶液とを投入して反応させて前記粒状ゲータイト微粒子と水酸化第一鉄コロイドとを含むpH値が11を越えるアルカリ性懸濁液とし、当該懸濁液を非酸化性雰囲気において40〜100°Cの温度範囲で加熱攪拌することによって偏平状マグネタイト微粒子を生成させることを特徴とするマグネタイト微粒子中の全Feに対してSi換算で0.5〜5.0原子%のケイ素化合物を含有する平均板面径が0.02〜0.1μm、BET比表面積値が50〜85m2 /gであり、しかも、粒子が1個1個バラバラであって無孔である偏平状マグネタイト微粒子粉末の製造法。
IPC (2件):
C01G 49/08 ,  H01F 1/37

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