特許
J-GLOBAL ID:200903014080785352

希土類異方性磁石粉末

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-210763
公開番号(公開出願番号):特開2006-028602
出願日: 2004年07月16日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】耐酸化性と優れた磁気特性を有する希土類異方性磁石粉末の提供。【解決手段】(R1-xLaX)12-14Febal.B9-10(Rはランタンを除きイットリウムを含む希土類元素であり、X=0.05-0.08であり、Febalは特定した組成の他はFeと不可避的不純物を表わす) 組成比を有する合金に、水素分圧が10〜100kPa中のP1で、温度が953〜1133K中のT1となる処理雰囲気に保持する高温水素化工程と、該高温水素化工程後のRLaFeB系合金を10kPa以上のP2に、温度が1033〜1213K中のT2で、かつ、T2>T1またはP2>P1の条件を満たす組織安定化工程と、該組織安定化工程後のRLaFeB系合金を水素分圧が0.1〜10kPa中のP3で、温度が1033〜1213K中のT3となる処理雰囲気に保持する制御排気工程と、該制御排気工程後のRLaFeB系合金から残留した水素(H)を除去する強制排気工程と、を施すことにより耐酸化性と優れた磁気特性を有する希土類異方性磁石粉末。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(R1-xLaX)12-14Febal.B9-10 (RはLaを除く希土類元素であり、X=0.05-0.08であり、Febalは、特定した組成の他はFeと不可避的不純物からなる。)の組成比を有する合金(以下RLaFeB系合金と記す。)に、水素分圧が10〜100kPa中の第1処理圧力(以下、「P1」という。)で、温度が953〜1133K中の第1処理温度(以下、「T1」という。)となる処理雰囲気に保持する高温水素化工程と、 該高温水素化工程後のRLaFeB系合金を10kPa以上の第2処理圧力(以下、「P2」という。)に、温度が1033〜1213K中の第2処理温度(以下、「T2」という。)で、かつ、T2>T1またはP2>P1の条件を満たす組織安定化工程と、 該組織安定化工程後のRLaFeB系合金を水素分圧が0.1〜10kPa中の第3処理圧力(以下、「P3」という。)で、温度が1033〜1213K中の第3処理温度(以下、「T3」という。)となる処理雰囲気に保持する制御排気工程と、 該制御排気工程後のRLaFeB系合金から残留した水素(H)を除去する強制排気工程と、 を施すことにより耐酸化性と優れた磁気特性を有する希土類異方性磁石粉末。
IPC (6件):
B22F 9/04 ,  B22F 1/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 ,  H01F 1/06 ,  H01F 1/053
FI (7件):
B22F9/04 E ,  B22F1/00 B ,  B22F1/00 Y ,  C21D6/00 B ,  C22C38/00 303D ,  H01F1/06 A ,  H01F1/04 H
Fターム (14件):
4K017AA04 ,  4K017BA06 ,  4K017BB12 ,  4K017BB13 ,  4K017DA04 ,  4K017EA03 ,  4K018BA18 ,  4K018BC01 ,  4K018BD01 ,  5E040AA04 ,  5E040CA01 ,  5E040HB17 ,  5E040NN01 ,  5E040NN18

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