特許
J-GLOBAL ID:200903014082397473

胸腔穿刺シースカテーテルアセンブリー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-508446
公開番号(公開出願番号):特表平8-501478
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】胸腔穿刺シースカテーテルアセンブリー(102)は、バルブ本体(108)に連結されたカテーテル(106)を包含する。バルブ本体には、胸腔穿刺針(105)を収容するカテーテルと同軸の貫通孔(109)と、第1の貫通孔と流体連絡した排液孔とが設けられている。バルブ本体は、カテーテルに連結された第1の円筒部(110)、および、テーパー付き内壁(111)によって第1の円筒部に接合されたより大きい内径の第2の円筒部(112)として構成されている。第2の円筒部は、閉塞ボール(114)と、カテーテルと同軸の貫通孔(117)を有するバネ偏位式プランジャー(116)とを備えたバルブを含み、胸腔穿剌針を気密的に収容する中央孔(122)および/またはガスケットを有するキャップ(120)で閉鎖される。胸腔穿剌針は、キャップの穴、ガスケット、プランジャー、第1の円筒部を通り、カテーテルへ入り、それを通って伸延する。胸腔穿剌針が所定の位置にあると、貫通孔と排液孔(125)との間の連絡が遮断され、流路が穿剌針を通って確立される。穿剌針を取り出す際に、貫通孔は、テーパー付き内壁に沿ったプランジャーによるボールの移動によって自動的に閉塞される。しかし、第2の流路が貫通孔から排液孔へ自動的に確立される。
請求項(抜粋):
穿刺針を有する胸腔穿刺針アセンブリーと共に用いるのに適し、 a)基端、先端および軸線を有する中空カテーテル手段と、 b)バルブ本体および流動制御手段を有するバルブ手段と、を備えた胸腔穿刺シースカテーテルアセンブリーであって、 該バルブ本体は、該中空カテーテル手段の該先端に連結された先端と、該軸線に対して実質的に平行であり、かつ、該中空カテーテル手段と流体連絡した第1の貫通孔とを有し、該第1の貫通孔は、その中に穿刺針を収容し、この穿刺針を該第1の貫通孔および該中空カテーテル手段に通過させて、穿剌針を通る第1の流路を該第1の貫通孔内に形成するような寸法であり、 該バルブ本体は、該第1の貫通孔と流体連絡した第2の孔を有し、該第2の孔は該流動制御手段に対して先端側に位置しており、 該バルブ本体は、該第2の孔の基端側に中空部分を有し、該中空部分は先端へ向かうにつれてテーパーの付いたテーパー付き内壁部分を有し、該中空部分は該第1の貫通孔で終結しており、 該流動制御手段は、ボールおよび該ボールを該カテーテル手段の該先端の方に偏位させる偏位手段を包含し、該ボールおよび偏位手段は該バルブ本体の該中空部分に保持されており、 穿剌針を該第1の貫通孔から取り出す際に、該偏位手段が該ボールを該テーパー付き内壁に沿って自動的に偏位させて該第1の貫通孔を閉塞し、それにより、流路が該第1の貫通孔を通って外部へ向かって形成されるのを防止し、かつ、第2の流路が、該中空カテーテルから該第1の貫通孔へ向かって、そして該第2の孔を通って形成される、 ことを特徴とする胸腔穿刺シースカテーテルアセンブリー。

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