特許
J-GLOBAL ID:200903014091147803

芳香族化合物のハロゲン化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287468
公開番号(公開出願番号):特開平6-293737
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 下記式(I)〔式中、Xは水酸基、アミノ基またはアシルアミノ基、Z1およびZ2は水素原子またはハロゲン原子、RおよびYは一方が水素原子、他方がニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基であり、Qは窒素原子または-C(T)=基(Tは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基)を示す〕で表される芳香族化合物とハロゲン化剤とを反応させ、前記芳香族化合物の2位のXをハロゲン化したハロゲノ芳香族化合物を生成させ、このものをプロトン供与体の存在下に転位反応させて下記式(II)〔式中R′およびY′は一方がハロゲン原子、他方がニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基を示す〕で表される3-ハロゲノ芳香族化合物を製造する方法。【効果】 上記化合物は医薬、農薬の中間体として有用である。
請求項(抜粋):
一般式(I)【化1】〔式中Xは水酸基、アミノ基またはアシルアミノ基であり、Z1 およびZ2 は水素原子またはハロゲン原子であり、RおよびYは一方が水素原子、他方がニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基であり、Qは窒素原子または-C(T)=基(Tは水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基)である〕で表される芳香族化合物とハロゲン化剤とを反応させて一般式(II)【化2】(式中R′およびY′は一方がハロゲン原子、他方がニトロ基、シアノ基またはトリフルオロメチル基であり、X、Z1 、Z2 およびQは前述のとおりである)で表される3-ハロゲノ芳香族化合物を製造する方法において、前記芳香族化合物とハロゲン化剤とを反応させて一般式(III)【化3】〔式中Eは【化4】(Aは水素原子またはアシル基であり、Halはハロゲン原子)であり、Z1 、Z2 、R、YおよびQは前述のとおりである〕で表されるハロゲノ芳香族化合物を生成させ、このハロゲノ芳香族化合物をプロトン供与体の存在下に転位反応させて前記3-ハロゲノ芳香族化合物を生成させることを特徴とする芳香族化合物のハロゲン化方法。
IPC (15件):
C07D213/73 ,  C07B 39/00 ,  C07C 37/62 ,  C07C 39/26 ,  C07C205/11 ,  C07C209/54 ,  C07C211/52 ,  C07C239/04 ,  C07C239/06 ,  C07C255/53 ,  C07C255/58 ,  C07D213/64 ,  C07D213/75 ,  C07D213/84 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-092272
  • 特開昭56-097271

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