特許
J-GLOBAL ID:200903014094206223
絶縁抵抗測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-195788
公開番号(公開出願番号):特開平7-083973
出願日: 1993年08月06日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 この発明は被測定試料の端子間に容量や大地間容量が存在し、しかもノイズがあっても絶縁抵抗を交流で正確に測定できる絶縁抵抗測定装置である。【構成】 第1と第2の周波数の交流測定信号を切替えて出力可能な交流信号発生手段3と被測定試料1と基準電位との間に直列接続される第1の電流検出手段5と基準キャパシタ6と基準電位との間に直列接続される第2の電流検出手段7,8と第2の電流検出手段7,8の調整手段と第1および第2の電流検出手段の信号差を検出する信号差検出手段10と信号差検出手段の出力を演算処理して処理結果に基づいて利得または位相調整手段を制御する演算処理部11とを備え、交流信号発生手段3の第1の周波数で第2の電流検出手段7,8の位相や利得を調整して信号差検出手段10の出力を最小にし、第2の周波数で信号差検出手段10の出力を読取り、読取られた値から絶縁抵抗を算出する。
請求項(抜粋):
被測定試料の両端間に交流測定信号を印加して被測定試料を流れる交流測定信号電流を測定して被測定試料の絶縁抵抗を算出する方式の絶縁抵抗測定装置において、第1の周波数の交流測定信号と第1の周波数より低い第2の周波数の交流測定信号とを切替えて出力可能で出力端子の一方が被測定試料の一方の被測定端子および基準キャパシタの一方の端子に接続され他方が基準電位に接続される交流信号発生手段と、被測定試料の他方の被測定端子と基準電位との間に直列接続される第1の電流検出手段と、基準キャパシタの他方の端子と基準電位との間に直列接続される第2の電流検出手段と、第2の電流検出手段の出力の振幅を調整する利得調整手段および位相を調整する位相調整手段と、第1および第2の電流検出手段のそれぞれの出力の信号差を検出してその信号差のベクトル処理が可能な信号差検出手段と、信号差検出手段の出力を演算処理して処理結果に基づいて利得調整手段または位相調整手段を制御するとともに絶縁抵抗を算出する演算処理部と、を備え、前記交流信号発生手段の出力を第1の周波数の交流測定信号とした状態で前記位相調整手段および利得調整手段を演算処理部の処理結果に基づいて制御して前記信号差検出手段の出力を最小にする第1の測定手順と、前記交流信号発生手段の出力を第2の周波数の交流測定信号にして前記信号差検出手段の出力を求める第2の測定手順と、第2の測定手順で求めた出力から絶縁抵抗を演算処理部の演算処理により算出する第3の測定手順と、により被測定試料の絶縁抵抗を求めることを特徴とした絶縁抵抗測定装置。
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