特許
J-GLOBAL ID:200903014096699090

高炭素鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-009722
公開番号(公開出願番号):特開2000-212636
出願日: 1999年01月18日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 優れた耐疲労性及び耐断線性を有する高炭素鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 Cを0.70〜0.95重量%含有する溶鋼中に、不活性ガスを吹き込み撹拌することにより取鍋精錬を行う高炭素鋼の製造方法において、80°以下の接触角でスラグが溶鋼表面を被覆した状態で、下記(1)式により表される流量で不活性ガスを撹拌ガスとして吹込む。ε≧0.366R{48g(ρm -ρs )σ/ρs 2 }0.581 ......(1)[ε:不活性ガス流量(watt/ton),R:取鍋半径(cm),ρm :溶鋼密度(kg/m3) ,ρs :スラグ密度(kg/m3) ,σ:界面張力(N/sec) ]また、本発明方法において用いるスラグとしては、組成が下記(2)〜(5)式を満足するものを用いることが望ましい。CaO/SiO2 :0.6〜1.2 ...(2)Al2 O3 :2〜10重量% ...(3)CaF2 :30重量%以下(0%を含む) ...(4)NaF:10重量%以下(0%を含む) ...(5)
請求項(抜粋):
Cを0.70〜0.95重量%含有する溶鋼中に、不活性ガスを吹き込み撹拌することにより取鍋精錬を行う高炭素鋼の製造方法であって、80°以下の接触角でスラグが溶鋼表面を被覆した状態で、下記(1)式により表される流量で不活性ガスを吹込むことを特徴とする高炭素鋼の製造方法。 ε≧0.366R{48g(ρm -ρs )σ/ρs 2 }0.581 ......(1)[ε:不活性ガス流量(watt/ton),R:取鍋半径(cm),ρm :溶鋼密度(kg/m3) ,ρs :スラグ密度(kg/m3) ,σ:界面張力(N/sec) ]
IPC (2件):
C21C 7/076 ,  C21C 7/00
FI (2件):
C21C 7/076 Z ,  C21C 7/00 A
Fターム (12件):
4K013AA00 ,  4K013BA14 ,  4K013CA01 ,  4K013CC01 ,  4K013CC04 ,  4K013CF01 ,  4K013CF13 ,  4K013DA03 ,  4K013DA05 ,  4K013DA13 ,  4K013FA02 ,  4K013FA05

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