特許
J-GLOBAL ID:200903014102482197

シートスライド装置のロック構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279402
公開番号(公開出願番号):特開平11-099857
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【目的】 装着の際の作業性、および操作レバーの操作性の低下を伴うことなく、インナーサイド、アウターサイドでの確実なロックを確保する。【構成】 同期して動作可能なインナーサイド、アウターサイドのロック機構12(io) のうち、インナーサイドのロック爪38a(i)の長さL1を、少なくともロック孔36との係合の得られる長さだけ、アウターサイドのロック爪38a(o)の長さL2より長く形成して、インナーサイドのロック爪をアウターサイドのロック爪に先行してロック孔に挿入可能としている。
請求項(抜粋):
シートサイドに固定されるランナを床面サイドの固定のガイドレールに対してスライド自在に組みつけてなる一対のレール体が、車両の横幅方向におけるインナーサイド、アウターサイドの離間位置でシートと床面との間にそれぞれ介在され、操作レバーにより解除可能な、各レール体に配設されたロック手段の同期したロック動作のもとで、各レール体のガイドレールに対するランナのスライドを一体的に規制可能としたシートスライド装置において、上記ガイドレールサイドに穿孔された一連のロック孔と;当該ロック孔に挿入、係合可能なロック爪を一体に有して、上記ランナサイドに昇降自在に設けられたロックプレートと;ロック孔にロック爪を挿入、係合させるロック方向への偏倚力を当該ロックプレートに付与するロックばねと;を具備して形成されたインナーサイド、アウターサイドの上記ロック手段間が、連動手段により同期して作動可能に連結されるとともに、インナーサイド、アウターサイドのいずれか一方の前記ロックプレートのロック爪を、少なくともロック孔との係合の得られる量だけ、他方のロックプレートのロック爪に先行して挿入可能とし、ロック孔への前記他方のロック爪の挿入の際、前記一方のロックプレートを、この他方のロックプレートと一体的にロック方向に更に移動させることを特徴としたシートスライド装置のロック構造。

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