特許
J-GLOBAL ID:200903014106319843
自動電気探査方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉持 裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263716
公開番号(公開出願番号):特開平5-100044
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】トモグラフィ解析結果をリアルタイムで画像化できる自動電気探査方法を提供する。【構成】本自動電気探査方法は、測定すべき大地領域を要素(格子)に分けた要素モデルの作成、測定電極の組合わせファイルの作成及び設定した電極の座標ファイルの作成を行ない、所定の測定順に従う電極の組合わせで測定を開始し、式(1)で見掛け比抵抗を計算し、当該の電流電流と電位電極とを結ぶ直線に接する位置の格子を選定し、その各格子について、式(2)で各格子の比抵抗値を計算し、その結果を、画面に逐次表示し、すべての電流電極と電位電極の組合わせについて測定を終了し、最終的なトモグラフィ解析結果を得る。
請求項(抜粋):
電流電極と電位電極を所定配置に従って大地に設置し、大地へ電流を供給し、大地からの応答電位を測定し、測定データをトモグラフィ解析でリアルタイムで解析し、トモグラフィ解析結果を表示する自動電気探査方法において、測定すべき大地領域を要素(格子)に分けた要素モデルの作成、測定電極の組合わせファイルの作成及び設定した電極の座標ファイルの作成を行ない、所定の測定順に従う電極の組合わせで測定を開始し、【数1】(但し、ρは、見掛け比抵抗値であり、πは円周率で、C1P1は、当該の電流電極と電位電極との距離であり、C2P1は、当該の電流電極の地表面を軸とし対象位置にある電流電極の虚像と電位電極との距離であり、Iは当該の測定された電流量、Vは当該の測定された電位量である)式(1)で見掛け比抵抗を計算し、当該の電流電極と電位電極とを結ぶ直線に接する位置の格子を選定し、その各格子について、【数2】(但し、ρg は、各グリッド(格子)の比抵抗値であり、ρi は各測定毎の見掛け比抵抗値であり、Li は当該の電流電極と電位電極を結ぶ直線が格子内を横切る長さであり、nは、格子を通過する該直線の数である)式(2)で各格子の比抵抗値を計算し、その結果を、画面に逐次表示し、すべての電流電極と電位電極の組合わせについて測定を終了し、最終的なトモグラフィ解析結果を得ることを特徴とする前記自動電気探査方法。
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