特許
J-GLOBAL ID:200903014107243808

複合型磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-358519
公開番号(公開出願番号):特開2001-176023
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】記録時または消去時の記録磁界分布の拡がりを抑制し、記録にじみ幅あるいは消去にじみ幅をゼロ近くまで抑制することで、高トラック密度化を可能にし、高記録密度化を達成する。【解決手段】磁性コアのリーディングサイドに突き出し部を、トラック幅及び掘込み深さで形成する。ギャップ部を挟んで突き出し部に対向する様にトラック幅の磁性コアのトレーリングサイドを形成する。この時突き出し部のトラック幅は、トレーリングサイドのトラック幅よりも小さく、かつトレーリングサイドのトラック幅の内側に配置される様に形成される。更にトレーリングサイドのギャップ側の両端の傾斜角が鋭角に形成される。これにより、ギャップ部には、トラック幅と同程度の磁界分布を形成することができ、記録にじみ幅又は消去にじみ幅を抑制できる。
請求項(抜粋):
コイルを流れる電流による磁気誘導効果を用いた磁気回路を構成し、媒体記録時のトレーリング部となる第一の軟磁性層と、上記第一の軟磁性層と共に、上記磁気回路を構成し、媒体記録時のリーディング部となる第二の軟磁性層と、上記第一及び第二の軟磁性層の磁気的連続性を妨げ、上記磁気誘導効果により生じた磁束による漏れ磁界を発生させる間隙からなる基本構造を有する記録ヘッド部と、上記記録ヘッド部によって記録された磁性媒体上の磁化反転パターンの磁気的信号に対応した抵抗変化を生ずる磁気抵抗効果型再生ヘッド部を一体形成した複合型磁気ヘッドにおいて、上記記録ヘッドの構成要素である上記第二の軟磁性層が、上記磁気抵抗効果型再生ヘッドの磁気シールド機能を有すると共に、上記第一の軟磁性層と上記間隙を介して対向する側に突き出し部を有し、上記突き出し部の幅が、上記第一の軟磁性層の上記間隙側の幅よりも小さく、且つ、上記第一の軟磁性層の上記間隙に対面する両端の角が鋭角であることを特徴とする複合型磁気ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/31 ,  G11B 5/39
FI (4件):
G11B 5/31 D ,  G11B 5/31 C ,  G11B 5/31 K ,  G11B 5/39
Fターム (9件):
5D033BA08 ,  5D033BA12 ,  5D033BB43 ,  5D033CA02 ,  5D034BA02 ,  5D034BA18 ,  5D034BB09 ,  5D034BB12 ,  5D034CA06

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