特許
J-GLOBAL ID:200903014107378339
車両用制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-121039
公開番号(公開出願番号):特開平10-322803
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】回生制動装置と液圧制動装置とを含む車両用制動装置において、アンチロック制御時に、回生制動トルクを路面の摩擦係数に基づいた大きさに制御する。【解決手段】アンチロック制御は、回生制動トルクがほぼ一定の大きさに保たれた状態で、液圧制動トルクが増減させられることにより行われる。車輪の制動スリップ量がスリップ量ΔVsn以上になった時点における総制動トルクに基づいて車輪と路面との間の摩擦係数が取得され、この摩擦係数に応じて車輪側上限値が決定され(S12〜15)、この車輪側上限値に基づいて回生制動トルク目標値が決定される。回生制動トルクは、回生制動トルク目標値に近づくように制御される。このように、回生制動トルクが路面の摩擦係数に基づいた適正な大きさに制御されるため、アンチロック制御を良好に行い得る。
請求項(抜粋):
車両の車輪に、電動モータの回生制動による回生制動トルクを加える回生制動装置と、前記車輪と共に回転するブレーキ回転体に摩擦部材を摩擦係合させることにより、車輪に摩擦制動トルクを加える摩擦制動装置と、それら回生制動装置および摩擦制動装置を制御することにより、前記車輪に加えられる総制動トルクを制御する総制動トルク制御装置とを含む車両用制動装置であって、前記総制動トルク制御装置が、前記回生制動トルクの上限値を、前記車輪の制動スリップ状態に基づいて決定する回生制動トルク上限値決定手段を含むことを特徴とする車両用制動装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60L 7/24 D
, B60T 8/58 Z
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